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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 平成二十四年 初春歌舞伎公演 @国立劇場 】


2012.01.26国立劇場 新春のご挨拶

先月は寒さでヨガもサボリがちでした
コレではいかんと、昨日は初めて受講する肩凝り改善のヨガ
今日は結構ハードな骨盤調整のヨガ
と頑張ったのだけど、筋肉痛で身体が痛いわぁ
こんな時は、やっぱりぃぃぃ
幸四郎丈が宣伝していたバン○リンかしらぁ
なんて、思いながら、高麗屋3代が揃ってご出演の
舞台の感想を書かせていただきますわ


幕末から明治前期にかけて活躍した歌舞伎作者
《河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)》は、
幅広いジャンルで数多くの名作を生み、
約三百六十篇を残しました。
その作品群は歌舞伎の作劇法の集大成とも言われ、
坪内逍遙(つぼうちしょうよう)は彼を
〝江戸演劇の大問屋〟と賞賛しました。
二〇一二年の初芝居では、開場四十五周年記念企画
「歌舞伎を彩る作者たち」第四弾として、
黙阿弥の世界を通じて
歌舞伎の醍醐味をご堪能いただきます。


【 通し狂言三人吉三巴白浪 】

安政七(一八六〇)年の江戸・市村座の初芝居で初演、
黙阿弥が得意とした白浪物(しらなみもの)
(盗賊の活躍を描いた物語)の代表作の一つ。
和尚吉三(おしょうきちさ)
・お嬢吉三(じょうきちさ)
・お坊吉三(ぼうきちさ)
―同じ吉三と名乗る三人の盗賊は、
お嬢が盗んだ百両の金が縁で
義兄弟の契りを交わします。

これが悲劇の始まりで、
和尚の父土左衛門伝吉や妹おとせ、
おとせと契りを結んだ手代十三郎を巻き込み、
登場人物の数奇な運命が展開します。

百両の金と庚申丸(こうしんまる)という名刀が
人の手から手へ渡ると共に、
新たな事件を引き起こします。
三人の吉三が初めて出会う
「大川端」は歌舞伎屈指の名場面で、
「月も朧(おぼろ)に白魚の…」を始めとする
名ぜりふの流麗な響きと舞台面の
美しい色彩が観る者の心を魅了します。
社会の底辺に生きる人々の生活をリアルに描写した
「伝吉内」から物語の核心に入り、
お坊が伝吉を殺害する「お竹蔵」を経て、
全ての因果が明らかとなる「吉祥院」で
事態の収束を図る和尚の苦悩が綴られ、
両花道を使った「火の見櫓」の
雪の中の立廻りと続きます。

緻密なドラマ作り、
様式美や巧みな風俗描写など
歌舞伎の多様な要素が見事に融合した傑作を、
約十年ぶりの幸四郎の和尚を始め、
福助のお嬢、染五郎のお坊ほか
好配役でお楽しみ下さい。


【 奴凧廓春風 】

明治二十六(一八九三)年
東京・歌舞伎座の初芝居で初演され、
同年に没した黙阿弥の絶筆となりました。
正月の風物でもある凧の一種「奴凧」を
『曽我物語(そがものがたり)』の世界と結び付け、
粋で洒脱な趣向で見せる三段返しの華やかな舞踊です。
今回は、内容に大幅なアレンジを加えますが、
明治四十年以来百五年ぶりに全段を上演します。
染五郎が、廓通いの曽我十郎(そがのじゅうろう)・
空に舞い上がる奴凧・
暴れ廻る猪を退治する猟人富士の仁太郎(ふじのにたろう)
の三役を勤めるほか、振付も担当します。
また、幸四郎が廓の亭主朝蔵(あさぞう)、
福助が大磯の虎(おおいそとら)で花を添え、
当劇場の歌舞伎公演初出演の
金太郎も賑やかに舞台を彩ります。
ご期待下さい。
風で空に舞い上がる奴凧を踊りで
表現するのが本曲の眼目ですが、
廓に通う曽我十郎(そがのじゅうろう)、
恋人の大磯の虎(おおいそとら)など
お馴染みの人物が登場したり、
『曽我物語』に描かれる逸話の
パロディーを取り入れるなど、
いかにも正月らしい賑やかな作品です。
今回は、奴凧を勤める染五郎が
全段の振付を新たに考案し、
一座総出演となる舞台に大きな期待が寄せられます。

HPより抜粋

三人吉三


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ネタバレあり…の私的、辛口(?)感想です



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  1. 2012/02/01(水) 22:14:18
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