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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 カエサル 】




カエサル…っていわれると、
ワタシはAKB48とコラボしている
ひかりカエサルの方がピン
と、きちゃうのだよねぇ 困ったもんだぁ
あのCMの中でも、歌えないのに歌っている風なとこが
気に入っていたりして…

塩野七生の大ベストセラー
松本幸四郎主演で初の舞台化!

作家の塩野七生が1992年からの15年間にわたり
書き下ろしてきた『ローマ人の物語』は、
のべ920万部の売り上げを誇る大ベストセラーだ。

ユリウス・カエサルは、この大作のなかでも
塩野氏がもっとも惚れ込んでいる人物であり、
単行本で2冊分、文庫本なら6冊分もの分量を当てて、
その生涯を描き出している。

累計920万部超の国民的ベストセラーが、
ついにこの10月、待望の舞台化。

1992年から15年にわたり、
刊行された大長編「ローマ人の物語」の中でも、
著者・塩野七生が最も愛する、
英雄ユリウス・カエサル
(ジュリアス・シーザー)の生涯に焦点を当て、
壮大なスケールで描かれる一代記。

輝かしい戦績、守旧派との確執、
クレオパトラとの愛―――
裏切り、そして暗殺。
「ブルータス、お前もか!」

リーダー不在の現代日本におくる、
激動と波乱の歴史大作!

HPより抜粋



だそうです。




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私的辛口(?)…感想です
 

紀元前1世紀――。混迷の時代を迎える共和制ローマ。
混迷の時代を迎える共和制ローマ。
建国以来、
拡大と繁栄の一途をたどった共和制下のローマだったが、
その拡大ゆえに国内では矛盾が累積し、
内乱と危機の時代を迎えていた。

敵対勢力から逃れて雌伏の青年時代を送っていたカエサルは、
軍事的な才能や弁舌の才。
資材を投じた事業などを駆使して次第に頭角を現す。

そして8年にわたる遠征で、
ローマを長く苦しめてきたガリア諸民族をついに屈服させ、
決定的に民衆の支持を得ることになる。

しかし、カエサルひとりが大きな軍事力と
民衆の支持を得ることに危惧した人々は、
建国以来の政体である共和制を盾に
カエサルを追い落とそうと画策する。

「賽は投げられた!」
――苦渋の決断の末、
ルビコン川を渡り自国ローマに進軍したカエサルは
ついに共和制派と対東方諸国を舞台とする
最後の大決戦を辛くも制し、
エジプトをもその影響下におさめた彼は、
ついに唯一人の統治者としてローマに凱旋する。

こうしてその巨大な姿を見せ始めた「新しいローマ」を
平和裡に統治するためには、新たな国家像が必要だった。
しかしこの「国家改造」の途半ば、
カエサルを共和制派の凶刃が襲う……。
「ブルータス、お前もか!」

(公式ホームページより)


カエサルの幸四郎さま。とにかく声が印象的
神の与えたもうたモノなんだろうなぁ
「ローマ」の「ロ」を巻き舌にする独特のセリフまわし
最初は気になったけど、
だんだんクセ(?)になってきました
あの声と迫力で熱弁を振るわれたら
ついつい乗せられてしまうであろうなぁ
と、ついつい思いました。

それにしても、カエサルの長セリフが多い
でも、しっかりセリフが入っているのは勿論のこと。
演説、女性へのことば、策を構ずる時
表情、声色、しぐさを使い分けていましたねぇ
この舞台のカエサルは、
今までワタシがイメージしていたシーザーとは
まったく違う、人間らしい人物でした
笑い、悩み、奔放に愛し、怒り、時には策を講ずる。
それに威風堂々とした立ち居振る舞いは流石でございます。
いろんな意味で、素晴らしかった~


さらに、カエサルの愛人であり、ブルータスの母という
複雑な立場のセルヴィーリア役の高橋惠子さんは美しかったなぁ
気品があり、程よい色香と、ホントにいくつになっても美しい。
「太陽にほえろ」のシンコのときよりも魅力的なのではないかしらん
母としてより、女として生きているセルヴィーリア。
美しく、魅力的でなくては活きてこない役ですから
妻の館に行き、『カエサルの為だから助けに来た。』と
説得する場面が心に強く残りました
ラストシーンの年老いた姿も
愛する人亡き後、未だ哀しみの中にいながらも
威厳ある姿には脱帽でございます。


ブルータスの小澤征悦さんは小心者ながら、
それを隠すために、融通のきかない男を演じているという感じ。
カエサルが部下に
『ブルータスに一切の危害を加えてはならぬ』と
厳命したことを煩わしく思い、
母がカエサルの愛人であること
カエサルが本当の父親ではないかと悩み、
反発して、真っ直ぐに突き進む
思春期の男の子のような弱弱しさを感じました。


召使いのアリス役の水野美紀ちゃんは、
振り切れてました
男の子みたいだけど、可愛らしいという
今までには拝見したことのないようなお役で、
最初は水野美紀ちゃんなのが、分からなかったもの。
ブルータスに惹かれていて
時には主人であるセルヴィーリアにもくってかかるほど。
狂言まわしといった様子で
緊迫する場面でも、舞台をあちらこちら、
バタバタと走り回る元気な女の子。
愉しそうに見えました。
でも、ラストシーンでは、
もう少し、月日の流れを感じる立居振る舞いが欲しかったかなぁ


渡辺いっけいさんのキケロは
弁舌で民衆を熱狂させたという、
以前のカリスマ性を感じられない気もしたけれど…
その時代を懐かしがる
情けない感じがかなり強調されていましたねぇ。
こういうお役がホントにピタッとはまります


クレオパトラがもう少し、
艶っぽければ良かったのになぁ
あれでは、単なる負けん気の強いじゃじゃ馬でしかない


ポンペイウスの瑳川哲郎さん、クラッススの勝部演之さん
という重鎮のおふたりの
重厚な演技で舞台全体を引き締めていましたねぇ


『ブルータス、おまえもか!』
のセリフがなかったのが残念だった気も。。

それは、さておき…
幸四郎さんと高橋惠子さんにつきる舞台だったなぁ


原作:塩野七生
 脚本:齋藤雅文
 演出:栗山民也

 カエサル:松本幸四郎
 ブルータス:小澤征悦
 クレオパトラ:小島聖
 オクタヴィアヌス:小西遼生
 ポンペイウス:瑳川哲朗
 クラッスス:勝部演之
 アリス:水野美紀
 キケロ:渡辺いっけい
 セルヴィーリア:高橋惠子
 バルブス:ガリア人の召使:久保酎吉
 ラビエヌス:檀臣幸
 マルケルス:松井工
 ディヴィチアヌクス:佐藤祐四
 カルプルニア:高橋礼恵
 パルシア:今井あずさ
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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/11/12(金) 22:02:13
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