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Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

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舞台 【 タンゴ 】


Bunkamuraラザニア

またやっちゃったわぁ チケット紛失
前は家にチケットを忘れちゃったんだけど
家でいくら探してもチケットが見付からない、
たぶん、見終わったチケットに紛れて捨てちゃったんだろうなぁ
それに気付いて、スグに劇場に電話
開場時間に劇場に行き、受付して下さいとの事。
5分前に席が空いてることが確認できたら、入れるって
座席No.を控えていたおかげで、
スムーズにいったのだと思うわぁ

無事、会場時間に到着~
空き席の確認が取れるまで約25分

シアターコクーンのある
Bunkamura内のラウンジにて夕ご飯

無謀にも15分待ちのラザニアを頼んでしまった
だって無性に食べたかったんですもん
猫舌のワタシが7分でやっつけて、
汗ばんだまま、無事に劇場にも入れましたぁ~


今回の【タンゴ】は1965年ワルシャワで初演。
巨匠・ムロジェックの劇作術が結集した集大成といわれ、
ポーランドでは現在も上演が続く非常にポピュラーな作品である。
親世代が青春時代に破壊した因襲を取り戻し、
呪われた自由から家族を救うべく
世界秩序の再建にむけて決起する主人公・アルトゥルの革命を通し、
〈自由〉という大きな命題と世代間闘争、
ファシズムの脅威までも描いている。

HPより抜粋


この日は、蜷川幸雄さん等、関係者らしき方が多かったような




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ネタバレあり…の私的辛口(?)感想です


タンゴ

散らかり放題の部屋で、アルトゥルは怒りに打ち震えている。
賭け事に熱中し、アルトゥルの戒めもどこ吹く風の祖母エウゲーニャ。
万事が事なかれ主義の叔父エウゲーニュシュ。
しかし最も許しがたいのは、
彼らと共にトランプに興じている野卑で無教養な男・エーデックだ。
若かりし頃〝破壊と解放〟を旗印に、
〝伝統〟を破壊しつくした父・ストーミルは
今や嬉々として実験演劇を繰り返す。
女盛りの母・エレオノーラはこともあろうに
エーデックとの男女の仲を鷹揚ににおわせる。
堕落しきった皆を救うべく
世界秩序の再建計画に邁進するアルトゥルを惑わせるのは、
美しい従妹・アラの存在だ。
理論が通じないアラの奔放さに手を焼きつつ、
彼女と〝伝統的な手法で結婚〟をすることで家族に一泡ふかせようと、
滑稽で熱心なプロポーズをはじめるが・・・。

暴走するアルトゥルは【秩序】と【愛】を手に入れることができるのか

HPより抜粋


この舞台、キャスティングが魅力的だったのよねぇ。
長塚さんが選んだ作品らしく難解であろうと思いつつ、
たまにはこういう難しい舞台も見たくなるのも事実なんだよねぇ
予想通り、とにかくセリフも設定も難しい
ごつごつとした言い回しのセリフはわざとなのか
翻訳劇ゆえのことなのか…分からないけどネ

『笑い』を取り入れるという長塚さんの演出の中心は
アルトゥルの父ストーミルを演じる吉田鋼太郎さん。
今回はとにかく露出()が多いです。
シェイクスピアの堂々としたお姿のまま…
それが、なんとも笑えるのです
小物もアクシデントも味方につけて、もって行く。
釘付けになってしまいました
目のやりどころには困りましたけど 

アルトゥルの母エレオノーラ役の秋山菜津子さんは
色っぽくて、大人のお・ん・なって感じでしたねぇ
母であるより、女であるエレオノーラが
時折り見せる母の表情が印象的でした
この方、ほっそいのにナイスバディーなんですよねぇ。
男性の方々は今回も悩殺されたことでありましょう。

辻萬長さん演じる叔父エウゲーニュシュは
力が強い方になびき、虎の威を借る…といった感じで
ご機嫌を伺いながら、いざとなると強硬手段に出る困った老人です。
吉田鋼太郎さんとの絡みが絶妙でした

片桐はいりさんが演じる祖母エウゲーニャ役は
妙に目を引きました…あの歩き方にもあるんだろうかなぁ。
俗物そのもの…って感じでした
を宣言した後、自然死するという不思議な存在。
この死をきっかけに、アルトゥルの神経が
大きく振れちゃうわけだけど…。

下男のエーデック役の橋本さとしさんは、
第一部では、ちょっと勿体無いかなぁと思っていました。
だって、ユーモアはあるものの、セクシーさがあんまり出ていなくて…
でも、第二部では魅力、大放出~ セクシーでした

アルトゥルと結婚するアラ役の奥村佳恵さんの
堂々とした姿に驚きました
この座組みで引けを取らないなんて、スゴイなぁ

主人公のアルトゥルの森山未來くんは
今回も素晴らしかった
頭でっかちで、その実、子供のままな高慢ちきな青年
自堕落な生活を送る家族の誰よりも賢いと
空論だけで家族を恐怖統制下へおこうとする
虚栄を張る幼い青年、バランスの悪い青年
張り詰めた感性で表現していましたねぇ

今回、この空論、バランスの悪さを表現していた
もうひとつの役者が、舞台美術だろうなぁ
それぞれの部屋の壁はアクリルのようにな透明で
家具や扉はチョークのようなもので描かれていました
一部屋ずつが山車のように可動するようになっていて、
ゆらゆらと揺れています。
テーブルやイスもアクリル製で透明。
最後にそのテーブルやイスを積み上げた上で
独裁を宣言するアルトゥルは、
本人の足元の危うさそのものだったわぁ

棺桶台は透明じゃなくて、
死だけは普遍であることの象徴だったのかなぁ

可動する山車や、道具の移動に、
演出家の長塚さんが黒子のように出てきて、
舞台に佇んでいたりしました
山車が載っている下はあちらこちらが開くようになっていて
そこからも道具や人の出し入れがあるんだけど、
これって、コクーン歌舞伎の桜姫でも
やっていたよねぇ。。。そうか。串田さんなんだ

ライトも自堕落な生活をしていた第一幕では
中央に無造作に垂れ下がった電球の束が
伝統に基づいた結婚をするという第二幕では、
キレイに整列して並んでいました

規律を貫き通す為、独裁に
そして、独裁とは空論ではなく強かな力なんだぁ


そして、ビックリは最後まで続きました。
男性2人がタンゴを踊りながら
(タンゴの題名の意味が分からなかったんだけど
     自由の象徴というところでしょうかねぇ
舞台からはけた後、アクリルの家具が積み上げられた危うい玉座だけが
残されてた舞台にただただ流れ続ける音楽
そのまま、アナウンスで終演が告げられました。
そうなんです。俳優陣の挨拶もアンコールもない
現実に返さないまま、お帰りくださいってことかしらねぇ。

とにかく、役者さんの巧さが際立つ舞台でした
いろいろなことを考えて、頭がよくなった気になりましたよ



作 スワボミール・ムロジェック

  翻訳 米川和夫

      工藤幸雄

  演出 長塚圭史

  美術 串田和美

出演者

   森山未來

   奥村佳恵

   吉田鋼太郎

   秋山菜津子

   片桐はいり

   辻萬長
 
   橋本さとし


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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/11/24(水) 22:51:56
  2. 舞台
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