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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 アントニーとクレオパトラ 】


2010・12・03アントニーとクレオパトラ

男優のみの豪華キャストで描き切る
シェイクスピア珠玉の恋愛史劇!

片や、軍神マルスのごとしと讃えられた
古代ローマの武将マーク・アントニー。
片や、歴史に名を
刻む世紀の美女クレオパトラ。
二人が恋におぼれた時、
運命は誰の手も届かない深みへと落ちていく──。


エリザベス・テイラー主演の映画版も有名な
シェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』は、
大人の男女の愛憎劇を縦糸に、
大国ローマにおける政治闘争を横糸に
織り成されるスペクタクル史劇。

『ロミオとジュリエット』での
無垢な若者たちの純愛悲劇とは打って変わって、
本作では成熟した中年男女ならではの
目まぐるしい恋愛模様が、
激烈なエネルギーをもって描き出されていく。

クレオパトラへの愛に狂った
かつての名将マーク・アントニーに扮するのは、
威風堂々たる存在感で常に舞台上を
圧倒的な劇空間に変貌させる名優・平幹二朗。

本作は、彼が長年上演を待ち望んできた作品なのだという。
「〈運命の女〉に出逢った男が
恋ゆえに身を滅ぼすという物語に、
僕はどうしようもなく惹かれてしまうんです。
シェイクスピアはこの戯曲で、
一貫して屈折した大人の男女の愚かさや弱さを描き続け、
死が訪れる最期の最期で、
彼らの愛が本物であったという真実を
美しいことばに乗せてつづっている。
その時、愛に身を捧げた二人の存在は
天上に昇る資格を得て昇華されるんです。
こうした描き方は、まさに大人の作品だなと思いますね」

〈運命の女〉クレオパトラを演じるのは、
艶やかな女形としてのみならず
大衆演劇界を超えた活躍を見せている松井誠。
二人の恋沙汰に業を煮やし、
政敵を巧みに操って暗躍する若きローマの政治家
オクティヴィアヌス・シーザーには、
狂言師・和泉元彌が扮する。

そのほか、すべての登場人物を
男優のみで演じるというのも大きな見どころの一つ。
また、複雑な5幕構成をコンパクトにし、
時に切なく、時に滑稽な
登場人物たちの心の機微を丹念に描写する
潤色がなされたことで、
より濃密な恋愛ドラマを堪能できそうだ。

これまでにはない
新生『アントニーとクレオパトラ』で、
〈運命の女〉との愛に狂った男の
愚かさと愛おしさを存分に見届けたい。

HPより抜粋


キャスティングを見て、買ってしまった舞台です。
どんな仕上がりなのでしょうか


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☆ あらすじ ☆

舞台はエジプト、アレクサンドリアのクレオパトラの宮殿。
ローマではアントニーの正妻ファルヴィアが、
弟のルーシアスと共に三頭政治を約束した
オクティビアヌスに戦いを仕掛けているというのに、
毎日のように饗宴に酔いしれているアントニーとクレオパトラ。

さらには新勢力ポンぺーの攻撃により
西方ローマの地が危ういと感じたオクティビアヌスは、
アントニーにローマに戻るよう使者を送る。
最初は使者にも会わなかったアントニーだが、
正妻が亡くなったという報を聞き、正気に戻り、
ローマへ戻ることを決意。
反対するクレオパトラに必ず戻ると約束して戻ることになった。

ローマ、オクティビアヌスの邸。
エジプトでの身勝手な行動で
オクティビアヌスとの間に確執が生まれてしまって
いたアントニーだが悪びれる様子もなく、
若きリーダー、オクティビアヌスを小僧のように扱う。
このままではポンぺーと戦う前に
仲間割れが起きると心配したプロキューリアスが、
アントニーにオクティビアヌスの姉オクティーヴィアとの
再婚を提案する。
これ以上ない提案にお互い手をとり義兄弟の
契りを結ぶのであった。

しかしその行動にアントニーのお抱え占い師が異を唱え、
ぼんやりとした悪い未来を予言する・・・・。
オクティビアヌスの傍にいては危ないと急ぎ
エジプトに戻るように提言するがもう後には引けないアントニー
はオクティーヴィアとの再婚をきめてしまう。

オクティビアヌスの姉オクティーヴィアとの再婚の報を
エジプト、アレクサンドリアで聞き、怒り狂うクレオパトラ。
一方政敵ポンぺーと戦いではなく、講和を結んだローマ三執政官。
それに納得のいかないオクティビアヌスは
講和を結ん筈のポンぺーを裏切り、
攻撃をしかけ、盟友を弾劾・幽閉する。
それを聞いて怒るアントニーをなだめる為、
妻オクティーヴィアは自分がローマに行って
真相を確かめに出て行くが・・・・。
その隙にアントニーはクレオパトラに招かれるまま、
約束を破り、エジプトへ向かってしまうのだった。

オクティーヴィアを裏切ったアントニーに
怒るオクティビアヌス。二人は遂に戦争へ。
結果はアントニーの惨敗。

クレオパトラの命乞いをするアントニーに
オクティビアヌスは・・・・。


貞淑な妻オクティーヴィアに一方的に離縁したことで
ローマ人の神経を逆撫でしたというアントニー
「エジプト女、しかも女王に骨抜きにされ、
           ローマ人の自覚を失った男」
と、いったイメージが出来たらしいので、
その骨抜き感が全面に出た脚本でした。
「潤色」というのは、原作に手を入れる場合だけでなくて、
事実を誇張したり、変えたりする場合にも使われるらしいので
今回は恋に溺れた中年男女の滑稽さが
誇張されている作品なのかなぁ


若い頃にカエサルと一緒に見たクレオパトラが
ずっと、心の中にあったのかしらねぇ
カエサルと並べる地位を得た時、
クレオパトラをも手に入れられた…んで、ハマった溺れた
中年になったアントニーのハマリ方は尋常じゃなくて
駆け引きして、離れようといろいろ試みるのだけれども
逃れられないんだもの
クレオパトラの方が1枚も2枚も上なんだもんねぇ
その辺が、とにかく甘~くて
やや薄っぺらに見えもするとこなのかな

シェイクスピアのオールメールは多いけど
今回の舞台の女形のこしらえは
誰ひとりとして女性に見えなかったのよねぇ
松井誠さんはもっと美しくなるハズなのに~と思うと
ちょっと残念だったなぁ

所々にある『笑わせようとしてるのかなぁ』
と、いうような仕草も、中年の男女が正気を失うほど、
恋愛にのめり込んでいるという
滑稽感を強調させるためなのかなぁ?

と、脚本や演出上、疑問に思うところ
幾つかあるのだけど…

なんといっても、よかったのは平幹二朗さん
堕ちていく己を恐れながらも逃れられない。
傍から見れば、不名誉や不誠実なのかもしれないけど
ただただ、クレオパトラとの恋に溺れるアントニーでした
みっともないほどに惚れ込める
そんな相手と出会えた
アントニーとクレオパトラは幸せなんだろうなぁ。
それは、二人の最期を見れば
明らかだものねぇ


今回の舞台の観客…????と思ってしまう方々が多かった
飲食不可の劇場内で小袋に入ったせんべい
上演中に食べ続ける御仁やら
緊張した場面であろうと関係なく、
ご贔屓の登場・退場の度に盛大な拍手をする御仁。
気持ちは分かるのですが…
セリフの邪魔になっていました
劇場には劇場のマナーがありますので
マナーを守って、みんなで楽しく拝見したいものです




【出演】

平幹二朗 松井誠 和泉元彌

今井清隆 深沢 敦 原田優一 
本多 力 松田洋治 光枝明彦
小沢道成 金子 裕 白井圭太 
高橋茂紀 竹内春樹 藤本 道 
西原 純 渕野俊太 萬谷法英
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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/12/07(火) 19:51:42
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