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Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

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リタルダンド


2011.07.27リタルダント

最愛の人が壊れてゆく。
ちょっと待ってよ、止まれとは言わないから。
時間よ、お願い、リタルダンドで。

若年性アルツハイマーにかかった夫、
その看病のために自宅を職場にしてしまった妻、
そこに集まる親族や隣人たちが織りなす人間模様を描きます。
病気と向き合いながらも明るい笑いの絶えない毎日、
一方、日ごとに増す病気の恐怖にくじけそうになる夫婦の真実の姿、
そして、そこで起こる奇跡…。
せつなくなるほど愛おしい人間の姿を
心に残る音楽を挿んで繰り広げられる舞台
それが『リタルダンド』です。

本作品の原案と演出は、
空間ビジュアルの美しさとスピード感溢れる演出に定評があり、
最近ではミュージカル作品において評価を高め
活躍の場をますます広げるG2。
脚本には、独特の作風が魅力で人情味のある喜劇を得意とし、
様々なカンパニーに多くの新作を書きおろすなど
引く手あまたの中島淳彦を起用。

出演は、いまやシェイクスピア作品のみならず
日本を代表する多くの舞台で活躍している吉田鋼太郎、
ミュージカル女優として確実な地位を印象づけ
円熟味も加えつつある一路真輝、
ジャンルを問わず
観る人をつねに惹きつけずにはおけない高橋由美子、
印象的な容姿と歌唱力でミュージカルを中心に
頭角を現している伊礼彼方、
09年初舞台ながら出演を重ねるごとに
注目を集める松下洸平、
猫のホテルに所属し味のある確かな演技で
数多くの舞台に立つ市川しんぺー、
そして、舞台に映像に
様々な作品で欠かすことの出来ない存在感を持つ山崎一。

本公演にうってつけとも言える初顔合わせの
2人のクリエーターがつくりだす作品世界、
そして精鋭のキャストたちによるクオリティの高い舞台にご期待下さい。

HPより抜粋


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ネタバレあり…の私的辛口感想です




リタルダンドは「だんだんゆっくりと」という意味の音楽用語。
最愛の人が若年性アルツハイマーによって壊されてゆく。
できるだけゆっくりと…。
時間よ、お願い、リタルダンドで。

ストーリーの良さもさることながら、
演者の素晴らしさが光る舞台でしたなぁ
キャストに穴があったら失敗しかねない難しい舞台でもありました。

中でも、吉田鋼太郎さんの素晴らしさが抜群でした
華があり、男の色気いっぱいの鋼太郎さんが壊れていくように見えて
カーテンコールで鋼太郎さん本来の表情に戻った時に
安心してしまったくらい
敏腕編集長だった彼も華があり艶があり
情の深い男だったのだろうなぁと、思う。
彼のアルツハイマーを支えようとする周りの人たちからは
愛が溢れていましたもの
夫婦愛、複雑な親子愛、尊敬、敬愛、忘れられない片想い。
若年アルツハイマーを患った彼だけれども、
ある意味、幸福な男…の物語でもあるなぁと思いましたなぁ。

一路真輝さん演ずる妻。凛としてる。
結婚して、まだ6ヶ月。
若年性アルツハイマーに侵された夫に尽くす。
なかなかできないこと
前妻の名で呼ばれても、何があっても揺るがない。
立派過ぎるよ~。
プロポーズのあの手紙、きっと何度も何度も読んだろうなぁ。
暗記するほど…で、あって欲しい。
そうじゃないと、正直、立派過ぎて神々し過ぎる
出してきた手紙がボロボロだった…。
という表現があるだけでも親しみが沸いたかもなぁ
最後に彼のこころの中の《何より大切なひと》という思いが
わかって、救われた。見ているワタシたちも。。。
名前なんて、単なる記号。思いに比べればねぇ。
それにしても、一路真輝さん美しい

高橋由美子ちゃんも、なんとも切なくて、凄く良かった
純粋に編集長に片想いして、
あの夜のことを、大切に大切にこころの内に仕舞っている。
忘れられていく哀しみも、みんな閉じ込めて

最初は、何故、音楽劇にしたのかなぁと思いましたけど、
見ている内に、ストンと落ちたように思います。

を囲む人たちは
言葉ではもう伝えることの出来なくなった心の内を
歌うことで表現していました。

大変な病気の話なので、辛い日常の描写が当然出てきます。
これを、あまりにリアルにしてしまうと
単なる啓蒙的な、教育的な、舞台に仕上がってしまいがちだし、
安易に、お涙ちょうだい的な場面ばかりでも軽過ぎる。
そのあたりの、塩梅が大切

支える人たちが辛い現実にぶつかった時
耐え切れず吐露するこころの内の表現として
歌を使ったことで、重さを少し和らげてくれていたように思うわぁ。
生のピアノの音が沁みました

会場のあちらこちらからもすすり泣きの音がしていましたが、
ワタシも号泣でございました


吉田鋼太郎/一路真輝/高橋由美子
伊礼彼方/松下洸平/市川しんぺー/山崎一


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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2011/08/17(水) 22:02:57
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