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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 24年 壽 初春大歌舞伎・夜の部 @新橋演舞場 】


2012..1.19 壽 初春大歌舞伎

今朝の大きな地震にビックリして起きましたわ
皆さまの地域は大丈夫でしたか?
先日から、新聞を賑わしているような大地震が
起きないことを願うばかりです

さて、予定通り、ひとつずつ…
観劇の感想を書いてまいりまする
本日は、新橋演舞場の歌舞伎の感想を

この舞台は昨年1月に亡くなった富十郎丈のご長男、
鷹之資くんの連獅子を見るためにチケットとりました
中村富十郎先生追善公演と書かれていました。
写真を拝見するだけでも、残念だなぁと実感します

中村富十郎先生 追善公演


一、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)

新年を迎え、紅梅白梅が咲き誇るある日。
曽我五郎が父の敵、
工藤祐経を討つために大きな矢の根を研いでいると、
大薩摩主膳太夫が年始の挨拶に訪れます。
やがて五郎は初夢に良い夢をみようと、
太夫からのお年玉である宝船の絵を枕に敷いて、
うたた寝をし始めるところ、兄の十郎が夢に現れ、
工藤の虜になっていると助けを求めます。
飛び起きた五郎は、
通りかかった馬子から馬を取り上げると、
兄の救出に向かうのでした。

江戸歌舞伎では一年の安泰と五穀豊穣を願い、
古くから正月に
曽我五郎を主人公にした荒事を上演していました。
縁起の良い活力のみなぎる舞台をお楽しみ下さい。



  五世中村富十郎一周忌追善狂言
二、連獅子(れんじし)

清涼山の麓にある石橋で、
狂言師の右近と左近が手獅子を持ち、石橋の謂れや、
文殊菩薩の霊獣である獅子がわが子を千尋の谷へ蹴落とし、
仔獅子が谷底より駆け上る様子など親子愛を舞って見せます。

やがて二人の僧がやってきて宗論となりますが、
一陣の風に怯えて二人が逃げて行きます。
すると、親獅子と仔獅子の精が現れ、満開の牡丹の中、
長い毛を振りながら豪放華麗な狂いを見せ、
勇壮に舞い納めるのでした。

能の「石橋」をもとに
親子の厳しくも温かい情愛を描いた松羽目舞踊。
初春に相応しく華麗な舞台をお楽しみ下さい。



三、神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)
  め組の喧嘩

品川の遊廓島崎楼。
座敷を隣り合せていた力士四ツ車大八たちと
め組の鳶たちの間で喧嘩が始まり、
め組の頭辰五郎がその場をおさめます。
しかし数日後、芝神明の芝居小屋で
鳶と居合わせた力士の間で喧嘩が再燃。
四ツ車と辰五郎が一触即発の睨み合いとなりますが、
江戸座の座元喜太郎が仲裁に入り事なきを得ます。
家へ戻ってきた辰五郎ですが、苦しい胸の内を隠しています。
すると、女房お仲は愛想をつかして出て行こうとしますが、
辰五郎は死ぬ覚悟である事を明かし、
わが子に別れを告げ、命を賭けて出掛けていくのでした。

「火事と喧嘩は江戸の華」の言葉の通り、
男と男の命をかけた真剣勝負を粋に
そしてユーモラスに描いた世話物の人気作をご覧下さい。

HPより抜粋
 

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私的辛口(?)感想です…


壽初春大歌舞伎

<連獅子>の親獅子は吉右衛門丈
今後は吉右衛門丈が資之助くんに芸を伝えるそうですね
なんか、泣けたわぁ 親子の情
吉右衛門丈に富十郎先生が乗り移っているように感じたわぁ。
この日は鷹之資くんばかり見ていたので
吉右衛門丈はあんまり覚えてない
拝見出来たのは、心配そうなお姿と
子獅子が無事と知ったときの嬉しそうなお顔だけ

ところで、獅子といえば牡丹ですよね。
今回、久しぶりに借りたイヤホンガイドで
そのことにふれていました

たしか…こんな説明だったと思います
獅子は身体に寄生する虫(まさに獅子身中の虫)によって、
その命をも脅かされることがあります。
虫の活動をとめる薬となるものが、牡丹の花に溜まる夜露。

だから、獅子といえば…牡丹なのですねぇ
獅子が出るまでの静寂の中、鳴り物が心地良く響きます。
牡丹から落ちる露を表現していると聞いて、
耳を澄ませていましたら、後ろの席の年配の女性がうるさかった
喋る、弁当の空き箱の始末に長々とカサカサ
ワタシの中にもイライラ虫がむずむず

獅子の精になってからの出、子獅子が七三から
後ろ向きのままスゴイ勢いで揚幕内に戻るところは、
距離を短くしていたように思いました…
まだ小6か中1くらいのお歳だもの、
あの衣装で、毛振りするだけでも大変だと思うわ

間狂言に出てくる僧侶には錦之助丈と又五郎丈
浅草歌舞伎のメンバーのお父様はここにいらっしゃいましたか
ユーモラスで、場の緊張が緩んだひとときでございました。

そして、<矢の根>にも浅草歌舞伎メンバーのお父様の三津五郎丈
ホントに大きく見えましたわぁ
荒事においても、動きがビシッピシッと決まって
拝見していて、スカッと気持ちが良いのですよねぇ
後見さんが舞台上で仁王襷を着ける場面。
なかなかの力仕事で、後見さんがふたりがかり
その間は、大薩摩の聞かせどころが続きます
後半になってくると、大薩摩が仕上がり具合を見ていて
最終的には後見さんの合図で曲の調子を変える…
と、まさにライブでしたわぁ

<め組の喧嘩>の辰五郎はとにかくカッコイイ
菊五郎丈らしくて、江戸っ子の気っ風の良さも
色気もあって、これにはさすがに菊之助丈も叶いませんね。
女っぷりの良い時蔵丈のお仲と並ぶと絵になる夫婦。
左團次丈の力士の四ツ車は、虎の威を借る…という
威圧的で嫌な感じで、辰五郎とは対照的に嫌なヤツ

め組の辰五郎は居ますが、暴れん坊将軍は登場しませんので
最後は梅玉丈が、爽やかにこの場を収めます。


全部がお正月らしい出し物で
まさに<<壽 初春大歌舞伎>>といった感じで
華やいだ気分になりましたわぁ

連獅子羽子板


一、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)
                  曽我五郎  三津五郎
               大薩摩主膳太夫  歌 六
                馬士畑右衛門  秀 調
                  曽我十郎  田之助



  五世中村富十郎一周忌追善狂言
二、連獅子(れんじし)
          狂言師右近後に親獅子の精  吉右衛門
          狂言師左近後に仔獅子の精  鷹之資
                   僧蓮念  錦之助
                   僧遍念  又五郎



三、神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)
  め組の喧嘩
  品川島崎楼より
  神明末社裏まで

                 め組辰五郎  菊五郎
                    お仲  時 蔵
              尾花屋女房おくら  芝 雀
               九竜山浪右衛門  又五郎
                 柴井町藤松  菊之助
                伊皿子の安三  松 江
                  背高の竹  亀三郎
                 三ツ星半次  亀 寿
               おもちゃの文次  松 也
                御成門の鶴吉  光
                 山門の仙太  男 寅
                   倅又八  藤間大河
                 芝浦の銀蔵  桂 三
                神路山花五郎  由次郎
               宇田川町長次郎  権十郎
              島崎楼女将おなみ  萬次郎
               露月町亀右衛門  團 蔵
                江戸座喜太郎  彦三郎
                 四ツ車大八  左團次
                焚出し喜三郎  梅 玉
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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/01/28(土) 13:56:53
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