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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 ジキルとハイド 】


2012.03.27ジキルハイド

昨日感想をエントリーした平成中村座ですが、
今日の【ごきげんよう】は平成中村座からの出張サイコロでした
でも、襲名公演を終えたばかりの勘九郎くんは体調不良でお休み
3月公演の千秋楽の翌日の収録だったみたいなんだけど
実は楽日も最悪の体調だったようですよ
襲名の二ヶ月公演の前からプレッシャー続きでしたからねぇ
来月は久し振りに、平成中村座での通し狂言だし、
そんなに長くは休めないだろうなぁ
どうぞお大事に

2001年11月、2003年1月、2005年12月、2007年4月と
鹿賀丈史主演による過去四度の公演で
日本ミュージカル界に新たな伝説を刻んだ
傑作ブロードウェイ・ミュージカル「ジキル&ハイド」。

2012年3月、日生劇場で、
新たなジキル役にミュージカル界のプリンス石丸幹二を迎え、
ニュー・プロダクションとして生まれ変わります!

人間の深淵に潜む闇を描いた
R・L・スティーブンソンの余りにも有名な原作「ジキル博士とハイド氏」を、
「ビクター/ビクトリア」で有名な作詞家L.ブリカッス氏の作詞と
フランク・ワイルドホーンの荘大かつ流麗な音楽により、
余すところなくミュージカル化した
伝説の大ヒット作品『ジキル&ハイド』がキャストを一新して新たに蘇る。

医師として理想を追求するも、分裂する人格を制御しきれず、
愛と欲望の挟間で深く苛まれるという難役に挑む石丸幹二、
複雑な思いを胸にハイド氏の凶暴な人格に
心惹かれる妖艶な娼婦ルーシー役を演じる濱田めぐみ、
ジキル氏の婚約者であり一途に彼を愛する
可憐な姿が切ないエマ役には笹本玲奈と、
日本ミュージカル界で屈指の歌唱力を誇る3人の夢の競演が実現、
これはまさに「事件」だ!

HPより抜粋

1888年秋、ロンドン。
医者のヘンリー・ジキルは、
セント・ジュード病院の最高理事会に臨んだ。
長年研究を続けてきた、「人間の善と悪を分離する薬」の
人体実験の許可を得るためだった。
すべては精神のコントロールを失った父を救うため。
ひいては人類の幸せと
科学の発展にも寄与できるとジキルは確信するが、
婚約者エマの父ダンヴァース卿、
そして友人のアターソンから
「死神よりも危険な理論だ」と忠告される。
二人の危惧は的中、上流階級の面々が集う理事会で、
ジキルの要求はほとんど一方的に却下された。

その夜、リージェント・パーク地区のダンヴァース卿邸では、
ジキルとエマの婚約パーティーが開かれた。
そこに出席した理事会のメンバーは、
この婚約を快く思ってはいない。
なかでも、秘書官のストライドはエマに
結婚を考え直すように迫るが、
エマとジキルは強い愛情の絆で結ばれていた。

パーティーを逃れ、ジキルはアターソンに誘われるまま、
カムデンタウンにある娼館も兼ねるパブ"どん底"を訪れる。
そこには蠱惑的な娼婦ルーシーがいた。
その場の雰囲気にとまどっているジキルに、
ルーシーは甘くささやく。
「私で試してみたら?」その言葉に、
ジキルは自ら開発した薬を"自分で試す"という解決法を見出す。

ハーレー・ストリートの自宅に戻ったジキルは薬を服用。
ほどなく体に異変が起こる。
頭痛、恍惚感、痛みが全身を貫き、呼吸困難に・・・。
ジキルの心と体は、エドワード・ハイドに変わった。
「自由だ!」-ハイドは叫び、ロンドンの夜の闇の中へ出てゆく。

それから1週間。
ジキルはエマやアターソンとも会おうとしなかった。
ある日、ルーシーの体の傷を治療した彼は、
加害者がハイドであることを知り、愕然とする。
いっぽう街中では理事会のメンバーが次々に惨殺されていった。
エマとの結婚式が近づく中、ジキルは、
ハイドをほとんど制御できなくなってゆくのを感じていた。

アターソンにすべてを打ち明けた彼は、ルーシーの身を案じ、
「ロンドンからすぐに立ち去るように」との手紙を託すのだった・・・。


キャスト一新の舞台【ジキルとハイド】はシャープでパワフルでしたわ
大道具の展開がスピーディで、サクサク場面が変わっていくの
スポットの使い方もドラマチックだし、デジタルっぽい動きしてたなぁ。
ケータイからスマホへって感じ

今回は特に…主要キャストをはじめ、みな歌が上手かったなぁ
正直言えば、お一方、気になる方が
ストレートプレイの役者さんなので仕方ないかなぁ
芝居の渋いところを出して下さっていましたよ

可憐で一途な婚約者のエマ
純粋なこの女性が実は一番、強い人間なのかもなぁ

娼婦ルーシーのジキルへ純粋な愛情、泣かせるわぁ
でも、ルーシーは邪悪で暴力的なハイドからの呪縛を
どこか受け入れているわけで…
善人であるジキル博士、ハイドの中にいた邪悪なハイド
の両方に出会い、好意をもつルーシーが、
ハイド博士の一番の理解者だったのかもね

エマもルーシーもふたりとも歌がメチャクチャ上手い
ふたりともワタシ好みの高音過ぎない音域で嬉しかった
でも、第二部でそれぞれがハイドへの愛情を歌うところで、思ったのは
役柄が分かりやすいように、違う音域のふたりの方が良いのかも?ということ。
可憐娼婦ですからなぁ
でも、でも、それ以上にふたりとも巧いのだから良かったのだ。うん。うん
ここでも、娼婦の歌詞に純情を感じてしまった

ジキルとハイドの歌い分けも良うございました
高音と低音を歌い分け、善と悪を感じさせる歌い方
芝居部分でも舞台上で変化したり、交互に現れる両者を演ずるのは、
相当大変だと思うけど、素晴らしく良かった

ハイドの初登場のセリフ『自由だ!!』
ジキルが偽善者だと疎んじていた紳士&淑女は
己の中にあるそれを知っているけど
ジキルは自分の中にハイドほどの邪悪なものが
潜んでいるとは思ってなかったんだろうなぁ
結婚式の直前に自分の身体で薬を試そうとするとは、
『父親のために』と焦る気持ちもあっただろうけど、
おごりもあったわよねぇ。
高貴といわれる地位にいる偽善者や世間への怒りによって現れたハイド
というより、若さゆえの無謀、おごりゆえの悲劇という印象が残りましたね。

またまた、重箱のスミをつつきますなら…最後があっけなかった
エマの首を絞めながらのジキルとハイドの葛藤がもう少しあれば
エマが最後にかけた言葉がもっといきる気がしたな
結婚パーティーでジキルからハイドに変化したあの場面だけだと
ちょっと弱いような

キャストさえ揃えば、次が絶対あるもの
楽しみは、まだまだ先にとっとくと致しましょう

2012.03.27日生劇場 ジキルハイド


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