Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 薮原検校 】


2012.06.27藪原検校

「おれはもっともっとやりてえことがあるんだ。
この世の中を登れるところまで登ってみてえのさ。
…盲がどこまで勝ち進めるか、賭けてみるんだ。
悪いがおめえが邪魔なんだよっ!」
親の因果で盲に生まれたその男、
盗み、脅し、殺人、悪の限りを尽くし、
江戸の盲人にとっての最高位、検校まで登りつめた。
これは稀代の大悪党、
杉の市のちの二代目藪原検校の一代記。

「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の
第4弾として上演される本作は、
1973年の初演以来、
日本で、世界で賞賛を浴びてきた、傑作悪漢物語。

狂言師・野村萬斎ほか、多彩なキャストを迎え、
演出家の栗山民也を筆頭に、
井上芝居を知り尽くしたスタッフが集結、
満を持しての決定版。
津軽三味線を思わせるギターのリズムと
盲太夫の語りの中で繰り広げられる悲喜劇の最高峰が、
今、新たに蘇る!

HPより抜粋


こちらも6月下旬に拝見した舞台です
週末に封切の映画の宣伝で、
最近、やたらとお顔を拝見した万斎さん主演の舞台。
当日のメモが少なくて、うろ覚えの記憶で
感想を書かせていただきます

今日はこの後、生け花の生けこみのお手伝いに参ります
今夜は終電かなぁ?


ランキング挑戦中です。
ぽちっと一押しお願いします


本文の 色文字 をクリックするとリンクページに飛びます。


私的辛口(?)感想です…




ひとりの按摩が語る稀代の悪党藪原検校の一代記。

江戸時代中期、塩釜の地。
悪党七兵衛は、醜女だが気立てのよいお志保を嫁にもらい
一度は改心するが、お産の費用欲しさに
行きずりの座頭を殺して金を奪う。
産まれてきた赤ん坊は、醜男で悪党という
両親の悪いところばかりを譲り受けたうえ、盲であった。
幼くして琴の市という座頭に預けられたその子は、
杉の市と名づけられる。

ある日、琴の市と杉の市が浄瑠璃を語っていると
佐久間検校が現れて、当道座の掟に叛いたと難癖をつけ、
稼いだ金を徴収しようとする。
両者が言い争ううちに、杉の市は検校の結解を刺してしまう。
身を隠す前に、別れを告げに実家に寄るが
誤って母を刺し殺してしまう。
かねてより師匠の女房お市と通じていた杉の市は、
金銭目当てに、琴の市をお市に殺させるが、
お市は返り討ちに遭ってしまう。
一人になった杉の市は江戸へ向かう。

目明きと対等になるには
金の力で検校になるしかないと考えた杉の市は、
酉の市と名を変えて藪原検校に弟子入りし、
貸し金の取立てで頭角を現し、
遂には二度目の主殺しを犯して
二代目藪原検校の座につくことになる。
襲名披露の日、実は生きていたお市が現れ、
自分と一緒にならねば、今までの悪行をばらすと迫る。
口封じにお市を殺害したところを
人に見つかり捕らえられた杉の市は、
緩んでしまった世の中を象徴する悪党として、
人々への見せしめのために無残な方法で処刑される。
行年二十八歳。

Wikipediaより抜粋


観た後にどんよりとする
この原作の舞台を何度も観ているのは
何故だろうと考えてみました

どんな人間の心の中にもある黒くてドロドロしたモノ
あぁ私の中にもあるなぁと。
極悪人と言われた薮原検校の心の中のにも
残っていた白くてキラキラしたモノ
も、また、私の中にもあるなぁと。
でも、普通に生きている人間はあぁは生きない。
(生きたいとも思わないけど
杉の市は、頭が良い男だけど、考える前に行動する。
盗む、殺す、犯す…やり放題です
彼に言わせれば、『生きるためにはあぁするしかなかった。』という
ところなんでしょうけど
人間の生をストレートに表現した己を映す鏡のような舞台。
たまには見てみなくちゃね

萬斎・杉の市。とにかく声が良かった
期待通り
語りはプロですし…不細工じゃないのが玉にきず

小日向さん。今回ほど、塙保己市の中にさえあった
醜いモノを感じた舞台はないかな?
やっぱり、巧い役者さんだなぁ

主役とされていないけど、語り役・盲太夫の浅野和之さんは
誰よりもシンドイ。でも、さすがの芸達者
トラブルがあろうと、何がなんでも進行させる好い腕です

お市の秋山菜津子さんは相変わらず、艶っぽい
渋くて巧い役者さんが多い舞台ですけど、
とにかく声が特徴的な方が多かったわねぇ
見え難くはないけれど、
舞台からかなり離れた3階席だったので、
より強く感じたのかもしれません。
声が魅力的な人って羨ましいなぁ
永年、話す仕事をしていたワタシが言うのもなんですが、
自分の声、嫌いなので

[作] 井上ひさし
[演出] 栗山民也

[出演] 野村萬斎/秋山菜津子/浅野和之/小日向文世/
     熊谷真実/山内圭哉/たかお鷹/大鷹明良/津田真澄/
     山﨑薫/千葉伸彦(ギター奏者)





関連記事
スポンサーサイト

テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/11/03(土) 14:20:03
  2. 舞台