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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【吉例顔見世大歌舞伎  夜の部 】平成24年11月@新橋演舞場



昨日にひき続き、
こちらも11月下旬に拝見した舞台です
最近、病気による休演という言葉が
恐くてならないワタシですが
この日も、仁左衛門丈が病気による休演をされていました。
後日、復帰されていましたので、
大病ではなかったのでしょうね。安心致しました
仕事のため、予約投稿していたつもりの3日分。
また下書きのままでした

一、熊谷陣屋(くまがいじんや)

源平の戦乱を生きる武士の無常

熊谷直実は自らの陣屋に戻ると、
息子小次郎の初陣を気に掛ける妻相模や、
我が子平敦盛を案じる藤の方に
敦盛を討った様子を語って聞かせます。

やがて首実検が行われますが、
そこにあったのは小次郎の首。
源義経の意を汲んだ熊谷は、
後白河院の落胤である敦盛の身替りとして
我が子を犠牲にしたのでした。

そして、義経が弥陀六という石屋に身を窶した
平宗清に敦盛を託すのを見届けると、
熊谷は小次郎の菩提を弔うため
僧形となって旅立つのでした。

重厚さの中に世の無常を感じさせる、
義太夫狂言の名作をご堪能下さい。


中幕 汐汲(しおくみ)

叶わぬ恋の思いを艶やかに舞う格調高い舞踊

須磨の浜辺にやって来た蜑女の苅藻は、
汐汲桶に映る月影に、
会うことの叶わない恋人への思いを馳せて舞を舞います。
そこへ、苅藻に横恋慕する漁師の此兵衛が現れますが、
苅藻はあしらいながら去っていくのでした。

須磨に流された在原行平が、
海女の姉妹と恋仲となった伝説に基づいた
能の『松風』を題材とした、華やかな舞踊をお楽しみ頂きます。


二、四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)

江戸城に忍び込み四千両を手にした二人組の運命は...

無宿者の富蔵は、浪人の藤岡藤十郎と共謀して
江戸城の御金蔵を破り、四千両もの大金を盗み出します。

縄にかかった富蔵が江戸に送られる道中の熊谷宿では、
別れた女房おさよたちが、
雪の降りしきる中で富蔵との別れを惜しむのでした。

富蔵は大罪ゆえに牢内で幅を利かせますが、
やがて藤十郎とともに仕置きが言い渡され、
皆に送られながら仕置きの場へと進んで行くのでした。

河竹黙阿弥が史実に残る御金蔵破りを
劇化した異色の白浪物。
度胸の良い富蔵と気の小さい藤十郎の対照も面白く、
リアルに描かれた当時の牢屋の様子も見逃せません

HPより抜粋




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私的(辛口?)感想です…



【 熊谷陣屋 】
松緑丈、頑張っていましたね
仁左衛門丈の代役ですから、大変だと思いますわ。
いつもは良い声と聞きほれる声も、
このお役では若々し過ぎるような気がしました
松禄丈だけ拝見していると、
それほど感じない場面もあるのだけど
舞台に役者が揃ってくると感じてしまうのだなぁ
きっと花形歌舞伎なら松緑丈がもっとよく見えたと思います。
とはいえ、代役、見事にこなしていらしたと思います
特に、引っ込みの花道での所作は、
複雑な感情を感じられて良かったわ
『あぁ、16年はひとむかし。夢だ。夢だ。』
そうですね…16年経った松禄丈も拝見したい

舞踊の【 汐汲 】
相変わらず、藤十郎丈は可憐だわぁ
なにゆえ、あのお歳(失礼)で淡く匂うような
動きが出来るのでございましょう
引き抜き前の青いお着物の時の
切ない様子は初々しいし
赤いお着物になってからの、
きっぱりと頑なに断る様子も若々しい
いつまでもお元気でいらしていただきたいですわ

横恋慕の此兵衛のお役の翫雀丈、好きだわぁ
愛嬌があって、心底嫌な感じがしないのです。
でも、横恋慕には屈しませんけど

【 四千両小判梅葉 】
牢屋の様子が事細かに表現されているのが珍しくて
興味深く拝見しましたわ
男っぷりの良い菊五郎丈と、
ちょっと小心者だけど、品の良い梅玉丈の
バランスがとっても良かったわぁ

今日の夜の部の2作品とも、
美しい女形が出てくる作品ではなかったので
時蔵丈と菊之助丈の美しいお姿を拝見出来ず残念

富蔵が眼八の悪巧みを見抜いて
50両を叩きつける場面があったら
より、スカっとして気持ち良かったろうなぁ
そういうお役の菊五郎丈は格好良いのだもの。
眼八役の團蔵丈。
お友達が買った筋書きで拝見した写真は
上品で素敵なお方
なのに…舞台写真ではイヤな奴そのもの
さすが!…なれど、勿体無い

前回の染五郎丈の代役に続いて、
昼の部の仁左衛門丈の代役をなさっていらっしゃる梅玉丈。
老婆心ながら、お身体が心配です
4月にせまった新しい歌舞伎座の開場
皆さまがお元気になられて、
舞台復帰されることを首を長くしてお待ちしております。

このメモを書いたのは
11月21日でございました


一谷嫩軍記
一、 熊谷陣屋(くまがいじんや)
                   熊谷直実  松 緑
                  白毫弥陀六  左團次
                     相模  魁 春
                    堤軍次  亀 寿
                   亀井六郎  松 也
                   片岡八郎  萬太郎
                   伊勢三郎  右 近
                    藤の方  秀太郎
                    源義経  梅 玉



中幕 汐汲(しおくみ)
                   蜑女苅藻  藤十郎
                    此兵衛  翫 雀



二、 四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)
    四谷見附より
    牢内言渡しまで
                 野州無宿富蔵  菊五郎
                  女房おさよ  時 蔵
                浅草無宿才次郎  松 緑
                寺島無宿長太郎  菊之助
                   黒川隼人  松 江
                      頭  亀三郎
                    三番役  亀 寿
                 伊丹屋徳太郎  松 也
                下谷無宿九郎蔵  萬太郎
                田舎役者萬九郎  桂 三
                   穴の隠居  由次郎
                    数見役  権十郎
                   石出帯刀  秀 調
                   隅の隠居  家 橘
                  生馬の眼八  團 蔵
                うどん屋六兵衛  東 蔵
                   浜田左内  彦三郎
               牢名主 松島奥五郎  左團次
                  藤岡藤十郎  梅 玉


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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2013/01/06(日) 22:42:42
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