Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 七月花形歌舞伎 夜の部 】@歌舞伎座

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観測史上、遅い夏日を記録した、今日にはちょうど良い
四谷怪談をエントリー致します
今日も当日のメモを素に書かせていただきます。
うろ覚えなので、勘違いがありましたら、
ご容赦をお願いいたします

通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)


◆運命に翻弄される男女と亡霊の怨念を描く怪談物

忠臣蔵の世界を背景に、時代に翻弄される市井の人々の暮らし、
陰惨な殺人と死霊の恨みを描いた怪談物の傑作です。

典型的な色悪の役柄である民谷伊右衛門に陥れられた妻のお岩は
「髪梳き(かみすき)」の場面で怒りを表します
。死霊の怨念を描く場面での
「戸板返し」「提灯抜け」などの仕掛けもみどころです。

また、幻想的な「蛍狩」の場面は歌舞伎座では
実に三十年ぶりの上演となります。
鶴屋南北の代表作をご堪能ください。


塩冶浪人の伊右衛門は、妻のお岩を連れ戻された恨みから
舅の四谷左門を殺害します。
一方、中間の直助はお岩の妹お袖に横恋慕し
許嫁の佐藤与茂七を殺します。
二人は姉妹を騙して、敵討ちを約束します。(序幕)

やがて伊右衛門の子を産んだお岩は産後の病に苦しみ、
隣家の伊藤喜兵衛から届けられた薬を飲みますが、
顔を押さえて苦しみだします。
実は、お岩の顔を毒薬で醜くして伊右衛門と離縁させ、
孫娘のお梅と添わせる企みでした。
真実を知ったお岩は
伊藤家に向かう身支度をするうちに絶命してしまいます。
そこで伊右衛門は、情死に見せかけるため、
お岩の死骸と小者の小平の亡骸を同じ戸板に打ち付けます。
やがて、お梅が嫁いできますが、お岩の怨念に惑わされ、
伊右衛門は喜兵衛とお梅を殺してしまいます。(二幕目)

隠亡堀に戸板が流れつき、
お岩と小平の亡霊が伊右衛門を悩ませます。
そこに、生きていた与茂七と直助が現れます。(三幕目)

伊右衛門は七夕の夜に女との逢瀬を楽しむ夢を見ますが、
その女はお岩の亡霊でした。
夢から覚めた伊右衛門は尚もお岩の怨霊に悩まされ、
改めて執念深い怨みを思い知らされます。
そこへ与茂七が駆けつけ…。(大詰)


HPより抜粋


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私的辛口(?)感想です…



花形らしい華やかな配役でしたわぁ
染五郎丈贔屓としては、色悪の艶っぽさステキでした
ところどころに見える軽さが、むしろ伊右衛門ぽい
なんて思うのは贔屓目かしらねぇ。
今回の伊右衛門は悪かったわぁ。完全に悪人
小悪党からどんどん悪くなっていく感じがする事が多いんだけど、
今回は最初からかなり悪い男って感じがしましたね
でも、ホタルの場面を見ると…塩谷の刃傷事件が無ければ、
あそこまで悪くなってなかったのかも…とも思ったり
人間、追い詰められるとエゴが出たりしますからねぇ
でも、まぁどんどん悪くなっていく男だから、
刃傷事件が無くても、何かやらかしているかもなぁ。
と、人間としての甘さを感じる伊右衛門でした

四谷怪談は勘三郎丈のお岩さんで何度も拝見しているので
ついつい比べてしまいました

菊之助丈のお岩さんはとにかく品が良かったわねぇ。
病んでいても、武家娘の凛とした感じが良かったわぁ
特に、血の道の薬(実は毒薬)を飲む場面
細くてふらふらな様子、それでも、律儀にお礼する姿。
見入ってしまいました。
丁寧な所作。菊之助丈の律儀さを感じました
勘三郎丈の素直に感謝するお岩さんも大好きでしたけど…
菊之助・お岩さんも、なんかこう、すごく良かった

勘三郎・お岩さんでは、お歯黒をする場面が実は一番好きでした。
印象的な場面だったのですよねぇ。
お岩さんのおんなの情念みたいなものを強く感じて、
背筋がぞっっとしました
今回は割とさらりとやっていましたね~。
お岩さんを怖がる卓悦にばかり目がいってしまった
ここからの菊之助・お岩さんはちょっと…でした
顔が崩れてからの様子は、徐々に男っぽくなってしまうのですよねぇ。
子どもをあやす場面など、今後また変わっていくんでしょうね~

松緑丈は、きっちりと悪党でした
それでも、染五郎丈と松緑丈の掛け合い(ボディランゲージ?)は、
なんだか微笑ましかった愛嬌でちゃうんだなぁ
今回は伊右衛門&お岩メインの展開だから、
あまり出番が無くて残念でしたわねぇ
今回は上演されなかった「深川三角屋敷」の松緑・直助も観たかったなぁ。
この場面はこんな感じ…
直助が隠亡堀で拾った櫛を金にかえるため出かけようとしたら、
女の着物を浸けた盥の中から手がにゅうと出て直助の足首をつかむ。
直助もこれには仰天。盥の中に櫛を落としてしまう。
驚く松緑丈観たかったわぁ

徐々に暗くするなど、
ライティングを少し変えただけでかなり怖さが増していましたわぁ
それに、菊之助丈はほっそりしているので、
宙乗りしてもふわぁ~~ッと上がるので、
ホントに浮遊しているみたいに見えたわねぇ~~
それが怖さを倍増していました
あんなに怖い提灯抜けを見たことなかった気がします

今後が愉しみな花形。四谷怪談でございました

小山三丈の出番がたくさんございました
セリフも多かったし…お元気そうで何より

蛍狩の場があることによって、
伊右衛門とお岩にも仲睦まじい時があったのになぁ~と
より哀しい気持ちになりましたねぇ


通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)

 
  序 幕 浅草観音額堂の場
      宅悦地獄宿の場
      浅草暗道地蔵の場
      浅草観音裏田圃の場
  二幕目 雑司ヶ谷四谷町伊右衛門浪宅の場
      伊藤喜兵衛内の場
      元の伊右衛門浪宅の場
  三幕目 本所砂村隠亡堀の場
  大 詰 滝野川蛍狩の場
      本所蛇山庵室の場

   
お岩/佐藤与茂七/小仏小平 菊之助
直助権兵衛 松 緑
奥田庄三郎 亀三郎
お袖 梅 枝
お梅 右 近
四谷左門 錦 吾
按摩宅悦 市 蔵
後家お弓 萬次郎
伊藤喜兵衛 團 蔵
民谷伊右衛門 染五郎


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  1. 2013/10/11(金) 23:34:45
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