Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 九月花形歌舞伎 陰陽師~滝夜叉姫~ 】 25年9月夜の部 @ 歌舞伎座




新作 陰陽師(おんみょうじ)



夢枕獏の伝奇小説を初の歌舞伎化
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する平安の都。
謎の怪事件がやがて都を揺るがす恐るべき陰謀へと繋がり、
都を闇が覆う時、一人の男が立ち上がる。
その男の名は安倍晴明。陰陽師である―。

 一大ブームを巻き起こした夢枕獏の人気小説が、
新開場した歌舞伎座にとって初めての新作歌舞伎として登場します。
歌舞伎ならではの演出や工夫が凝らされた
壮大なスケールでおくる話題の新作です。

 平安の都では、謎の怪事件が次々と起きています。
ある晩、都で評判の若き陰陽師の安倍晴明は、
源博雅とともに百鬼夜行に遇い、
その中にいた美しい姫に目を奪われます。

そんな中、晴明と博雅は、
平貞盛が患った原因不明の瘡(かさ)を調べるうちに、
都で起こる奇怪な事件や出来事が、
20年前に討伐された平将門に関係していることを突き止めます。
さらには、将門を討伐した
かつての将門の盟友、俵藤太とともに、
その死の謎を追ううち、将門の遺灰を
盗み出した者がいたことが判明します。

事件の真相とともに謎の姫の正体が将門の娘、
滝夜叉姫であることがわかり、
20年の時を越えた恐ろしい陰謀が、ここに明らかになります。

HPより抜粋




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私的辛口(?)感想です

キツネの扱いが可愛いらしかったぁ
絶対、<変なおじさん>の動きしてたよね~キツネ。
最後、スッと消えていくとことか、演出素晴らしかった
試行錯誤を重ねた結果ですねぇ
高麗屋の逸品がまたひとつ出来たんですものねぇ

人を食ったようなキャラはぴったりでした
でも…強烈ではないんだなぁ。残念。
またしても…他の役者さんに…もってかれたかなぁ~
染五郎丈のつかみどころが無いキャラクターは
活かされてたんだけどね~
主役なんだけどね…パンチが弱い印象が否めない
毒は無く、美し過ぎる
そこが弱みなのかもなぁと思ってしまった
でも、筋書きに、『存在感のない存在感を目指す』
という染五郎丈の言葉がありました。
だとすれば、成功です
四谷怪談では、お岩にばかり評価が集まってしまって…
ちょっと歯がゆい思いをしたので、
それが頭をよぎってしまった
ご贔屓の染五郎丈がさらに太く、
大きく見える役者さんになっていくのを見続けていきたいなぁ。
と強く思ったわぁ

海老蔵丈ののキャラはとにかく濃いからな~
将門の凄み。本当は、人を誰よりも信じてるみたいな。
グワァ~~って、これでもか~ってキャラ押し出して、消えていく。
いかにも、彼らしい幕切れ

とにかく良い人。
少し前までの草ナギ剛くんみたい役どころの勘九郎丈。
彼らしい役。素直で、真っ直ぐに生きている。
その人となりが笛の音色に現れ、
将門のこころを戻すとは…陰陽師以上じゃない

思慮深く、情に厚い武士の松緑丈。
これもまたキャラクター通り。
所作が美しい松緑丈らしく美しい殺陣も、
好い声も楽しめましたので満足。

TVドラマ【 半沢直樹 】に続いて(?)の敵役は愛之助丈。
ドラマとは違い、悪そのものという敵役。
日の本をひっくり返し、実権を握るためには、いかなる手も使う。
怨みも深い根性悪
神さえも超えたと思い上がったところで失脚

一途で、情なのか…乳母子としての責任感(
を持つ聡明な女性、桔梗。
こちらも七之助丈らしいお役。
最終幕にただひとり出番がなかったのは
ちょっと、寂しかった…
何か他のお仕事が入っているのかと疑ってしまった

将門と桔梗の間に出来た滝夜叉姫。
あれだけ愛らしい姫なれば、魑魅魍魎にさえ愛されますな~
亡き父母への愛情が深く、蔑まれた都人への嫌悪感はあるものの、
素直な心を持つ美しい姫。菊之助丈にぴったりでした

こう書き並べてみると、花形歌舞伎の役者さんそれぞれの
キャラにあてがきしたかのような台本。
歌舞伎だから…「仁」にあった配役だったのですねぇ


ムカデを演じていた13人の方々。
日頃の花四天(はなよてん)とは違う動きで大変そうでしたけど、
とても面白かった
その演技に拍手したかったのだけど、
とんぼを返ったとこなのか、
つけが入ったとこなのか、
どこで拍手してよいやら、わからず。申し訳なかった
このムカデの顔はバルタン星人、
頭を探しに行く、平将門はジャミラに見えちゃった

ライティングの上手い使い方、展開の早さ、余韻の残し方。
花形歌舞伎らしく、また新作歌舞伎らしい演出で、とても良かったわぁ

が!あれだけ鳴り止まない拍手でも
カーテンコールがないとは…歌舞伎座だからですかねぇ
他の演劇同様、お客の要望に応えても
よい時期のように思うけどなぁ~


新開場記念 新作歌舞伎

新作 陰陽師(おんみょうじ)

  滝夜叉姫

  第一幕 都大路
      「晴明、百鬼夜行に遇いしこと」より
  第三幕 貴船山中
      「将門復活。最後の戦いと大団円」まで

   
安倍晴明 染五郎
平将門 海老蔵
興世王 愛之助
桔梗の前 七之助
賀茂保憲 亀三郎
平維時 亀 寿
大蛇の精 新 悟
蘆屋道満 亀 蔵
平貞盛 市 蔵
雲居寺浄蔵 権十郎
小野好古 團 蔵
源博雅 勘九郎
俵藤太 松 緑
滝夜叉姫 菊之助


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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/03/31(月) 22:18:03
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