Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台【 現代能楽集Ⅶ 花子について 】26年2月@シアタートラム



台風、ビックリするほど早く去って行きましたねぇ。
もう、自然災害は、勘弁して下さい。。。。。

ボーカロイドオペラの映画を観た後、
確か、今年、他にも葵上の舞台を拝見したわよねぇ
と、思い出したところで…
2月に拝見した舞台の感想をまだ書いていない
と、慌てて、今日も、当日、書いた小さなメモを見て
思い出しつつ、感想を書かせていただきます

カレンダーの残り枚数も少なくなって来ましたので、
『今年の感想、今年のうちぃ~~に』と
某洗剤メーカーの歌のメロディにのって、
このフレーズが、頭に浮かびました
頑張ります。。。


 「レパートリーの創造」
「海外への舞台芸術の発信」
「古典芸能と現代演劇の融合」という三つの柱のもと、
野村萬斎芸術監督が企画・監修を務める「現代能楽集」シリーズ。
これまで6作が上演され、それぞれ能をベースに、
大胆かつ繊細に現代を映し出し、好評を博しています。

第7弾となる今回は、劇団ペンギンプルペイルパイルズの主宰で、
プロデュース公演も数多く手掛ける倉持裕を作・演出に迎えます。
倉持はシリーズ第5弾の『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』の演出を務め、
一作ごとに鮮やかに作品世界の様相を変える演出が話題となりました。
今回も、能『葵上』、狂言『花子』、
および三島由紀夫の「近代能楽集『班女』」をモチーフにした3作品で
構成されるオムニバス公演となります。

 「能狂言の作品の中で、男女の情念、
  嫉妬といったものが描かれている作品を3本選びました」と語る倉持。
遠い過去に書かれた能狂言であっても、
男女の心の機微は現代にも通じるところがあります。

今作を観ていただければ、
もとになっている能狂言の作品にも興味を覚えることでしょう。
ぜひご覧ください。

HPより抜粋


時には五感で感ずる舞台を愉しみたくなります
頭では解らなくて、ワタシの拙い文章では表現出来ないような…。
それでも、ズ~~ンと来るような。
シアタートラムはそういう作品の上演が多いので、
定期的に訪れております




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私的感想です

なんて言っているくせに、まったく予習をせずに、
劇場に向かいました

始まったコンテンポラリーダンスを観ていて、
このドロドロとして、背筋が寒くなるような情念はどこかで…
と思っていたら、能 【 葵上 】をベースとした舞台でした。
光源氏への想いが募ったあまり、壊れていくこころ。
狂おしいほどの嫉妬心から、生き霊となり正妻を襲う六条御息所の
ねっとりとした情念に、ゾクッとしたり、切なくなったり
一面が真紅。なびく床、揺れ動き大きくなる影がまとわりつきます。。。。
『 あんなに愛しいと言ってくれたあなたは何処に消えてしまったの… 』
能とコンテンポラリーダンスって、良い組み合わせかもしれません。

夫の浮気を許せず怒り狂う妻…狂言 【 花子 】
これって歌舞伎の【 身替座禅 】の原作ですよねぇ。
身替り座禅の奥方は、ごつい立役さんが演ずることが多いお役。
今回の奥さん役は…片桐はいりさん 
失礼ながら『なるほど~』と思ってしまった
コメディの魅力たっぷりで、チャーミングでした~はいりさん
この奥方って、実は可愛らしいひとなんだよねぇと再確認。
でも、見ると…怖い。怖過ぎるのが玉にキズ

3つ目は、将来を約束した相手と会えず狂った女(能 【 班女 】)を
モチーフにした三島由紀夫の<近代能楽集 【 班女 】>
現在の話に焼直して居るので、
ネットやSNSによる雑多な情報が飛び交う現代で、
たったひとりの男を待ち続ける女〜花子~
と、誰をも待たない女~実子~の話。
実子が見るSNSを壁に映し出す演出で
観客も実子と同じような感覚になれるわけです。
こういう演出、最近多くなったように思うわぁ
でも、近眼の人間にはキツイ場合もあるのよねぇ

自分では何もしようともしないくせに、
他人が何かやってくれるのを待つ奴らばかりと
ネットに書き込む人たちを批判する実子だけど、
彼女自身も、その中のひとりなのにねぇ
自分では何もせずに批判する輩ばかりだからねぇ
(と、批判BLOGを書いている自らが言ってみる
一方の待つ女…花子を演じていた西田尚美さんが魅惑的でした。
なるほど、ツイッターで話題になるだろうなぁ
吉雄の近藤公園も真っ直ぐな感じで好演
とはいえ、はいりさんのあの強烈な実子があってこその舞台

愛しいひとに会いたい。。。愛しいひとを待っていたい。。。
待っている自分が好きなのかも。

今回も秀逸な舞台を拝見出来て良かったデス
ありがとうございました


<作・演出> 倉持裕
<出演> 片桐はいり/西田尚美/近藤公園/小林高鹿/宮河愛一郎/黒田育世




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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/10/06(月) 21:30:25
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