Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 海辺のカフカ 】@ACTシアター 2014年7月 



村上春樹×蜷川幸雄

「海辺のカフカ」いよいよ世界へ!!

村上春樹の長編小説『海辺のカフカ』(2002年、新潮社刊)は、
「世界で最もタフな15歳になる」ことを決意した少年カフカが、
家を出て旅するなかでさまざまな人と出会い、成長する物語。

国内で累計300万部を記録するほか、
英米で刊行された2005年には
ニューヨーク・タイムズの「年間ベストブック10冊」に、
翌2006年には世界幻想文学大賞に選ばれるなど、
海外でも多くの支持を獲得している。

舞台『海辺のカフカ』は、そのベストセラー小説を原作とし、
蜷川幸雄による演出で2012年春に誕生した。
原作の世界観を“世界のNINAGAWA”ならではの
美しく壮大なスケールで舞台化し、
大きな話題を呼んだ本作品が、今夏、満を持して蘇る!

数々の映像や舞台で稀有な輝きを放ち続ける宮沢りえ、
多彩なジャンルで活躍する藤木直人、
蜷川が信頼を寄せる若手実力派の鈴木杏が新たに加わり、
演劇界を代表する名優の木場勝己をはじめ、
柿澤勇人、高橋努、鳥山昌克ら、初演で深い印象を残した俳優陣が集結。
そして、カフカ役には、蜷川がオーディションで見出し、
本作が初舞台となる古畑新之を抜擢。

2015年には早くもロンドン、ニューヨークでの公演が決定しており、
世界中から注目を浴びている『海辺のカフカ』。
ともに世界を魅了してきた村上春樹×蜷川幸雄。
世紀の顔合わせでお贈りする本作品をどうぞご堪能ください。

HPより抜粋

村上春樹さん。
実は、あんまり読んだことないのですが…
この紹介文を読んだら、拝見したくなりました。
なんとも、表現し難い内容ですので、
うろ覚えでどこまで書けるか心配ですが…。


ランキング挑戦中です。
ぽちっと一押しお願いします


私的感想です

STORY

 主人公の「僕」は、自分の分身ともいえるカラスに導かれて
「世界で最もタフな15歳になる」ことを決意し、
15歳の誕生日に父親と共に過ごした家を出る。
そして四国で身を寄せた甲村図書館で、司書を務める大島や、
幼い頃に自分を置いて家を出た母と思われる女性(佐伯)に巡り会い、
父親にかけられた〝呪い〟に向き合うことになる。

一方、東京に住む、猫と会話のできる不思議な老人ナカタさんは、
近所の迷い猫の捜索を引き受けたことがきっかけで、
星野が運転する長距離トラックに乗って四国に向かうことになる。

 それぞれの物語は、いつしか次第にシンクロし…。

HPより抜粋



幕が上がると舞台の上を
いくつもの巨大なアクリルケースが
滑らかに行き交っていました
イキナリNINAGAWAの世界~~

大きなアクリルのケースには
トラック、林、自動販売機やバス。
中でもビックリしたのは、
博物館にあるような平たいアクリルケースの中に
宮沢りえさんが入っていたこと
蛍光灯の青白い光に照らし出された
物憂げな表情が美しかったのだな

この舞台は、この後も
前面が空いているアクリスケースの中に作られた
箱庭のようなセットを
移動させて展開していきます。

セットは、
カフカ少年の父の書斎。
事情を聴かれる簡素な部屋。
ナカタが猫と話す公園。
高速バスのサービスエリア。
公衆トイレ。
図書館の受付。
星野くんのトラック。
佐伯さんの書斎。
うっそうと木が茂った林。

場所、時間を超え、
いろいろな場面を自在にシンクロさせながら
ストーリーは進んで行くのですけど、
結局、いろんな疑問をいくつか残しながら、
舞台は終演したのでありました

宮沢りえちゃんは、しなやかで、とにかく美しく、上品で、
それでいて妖しく、儚げで…エロティックでした。
特にカフカ少年と佐伯さんの秘めごとの場面では
少女と佐伯さんとがシンクロして、夢なのか現なのか…。
真っ白いカーテン、シーツ、白いシャツのカフカと佐伯さん。
まさに甘美な世界でした。
こういう場面で、
グロイほどの表現をすることも多い蜷川氏だけど、
今作はエロティック過ぎない演出で、とにかく美しかった。。。

この真っ白い場面とは対照的な存在がカラス。
カフカ少年に寄り添う影。
こちらも、なんとも艶っぽいのだよねぇ
特に、何があるというのではないんだけど…。

藤木さんの大島は、登場した時から、
まとっている空気に透明感があって、でミスリアスでした
性同一性障害の女性聞いて、なるほど~と思いました

そして、カーネルサンダースは、とにかく胡散臭さかったわぁ(笑)
ジョニーウォーカーは飄々としていて、
その軽さと残虐さにゾクっとしました。
鈴木杏ちゃんのさくらの強い明るさと、
ナカタさんと珍道中する星野くんのほっこりした感じ
このふたりに、なんとなく救われた気がしたのでした

そして、木場勝己さんのナカタさん。
ピュアで空っぽで…歩き方も話し方も。
素晴らしかったなぁ

ひとり立ち上がり、歩いていく…静かな覚悟を感じさせるカフカ。
新人の古畑新之くんと重なりました

人間の身体は、魂のいれものでしかないのだなぁと思ったのでした。
ハルキストの方々には解ってないなぁと怒られてしまうのかな。。。


【原作】村上春樹
【脚本】フランク・ギャラティ
【演出】蜷川幸雄

【キャスト】
宮沢りえ/佐伯・少女
藤木直人/大島
古畑新之(新人)/カフカ
鈴木杏/さくら
柿澤勇人/カラス
高橋努/星野
鳥山昌克/カーネル・サンダーズ
木場勝己/ナカタ




関連記事
スポンサーサイト

テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/11/29(土) 21:16:08
  2. 舞台