FC2ブログ

jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 ヒストリーボーイズ 】 @世田谷パブリックシアター 2014年9月



中村倫也&松坂桃李&太賀ら注目の若手俳優たちが出演する舞台
『ザ・ヒストリーボーイズ』が、8・9月に
世田谷パブリックシアターにて上演される。

本作は、イギリスの人気脚本家アラン・ベネットが、
自身の大学受験の体験をもとに執筆した青春コメディー。
80年代の進学校を舞台に、オックスフォードやケンブリッジといった
名門大学の歴史学部を目指す高校生たちの成長や葛藤、
教師たちとの対立を通して、学校教育の在り方、
教育とは何かといった問いを投げかける。

04年にロンドンのナショナル・シアターで開幕し、
翌年のローレンス・オリヴィエ賞では、最優秀作品賞を受賞。
06年にはブロードウェイでも上演され、
トニー賞最優秀作品賞を含む最多6部門を獲得した。
また同年には、舞台版と同じキャストによる映画版も公開された。

日本初演となる今回、演出を務めるのは小川絵梨子。
キャストには中村、松坂、太賀らに加え、
鷲尾真知子、浅野和之といった実力派が顔をそろえる。
また、2月には第2弾キャストが発表予定だ。

シアターガイド 演劇ニュース より抜粋


イケメンが揃っている舞台です
ただただ、キャストの顔ぶれだけでチケットを買いました。






ランキング挑戦中です。
ぽちっと一押しお願いします




ちょっと表現し難い内容でしたので、
ツラツラと当日に書いたメモをほぼ、そのまま写しますわ

セットはとにかくシンプルでした。
舞台全体をグルリろ囲む灰色の壁
(NINAGAWA風
そこに、窓や背景の映像が映し出されるという
最近、多い演出ですね
下手の端には、ピアノが置かれていて、
橋本淳さんが何度も生で(だと思います
ピアノ演奏していて、とっても素敵でした。

授業風景の場面になると、
各々役者が椅子を持って出てくるという演出でした。
小物類は演者が持参…最近、よく見ますネ

でも、特筆すべきは、床。
床には、白(薄灰色?)の紙が敷き詰められていて
テストの答案や、レポートを提出する時、
意見を主張したりする時に、この床の紙を手でテキト~に切って
教師に手渡したり、細かく切ったり、投げたりして
表現豊かな感情を表す道具として用いられていました
これには驚きましたわぁ。画期的な演出でした

舞台はイギリスのエリート進学校
その学校には、エリート校の教師としては珍しく、
『 自由であれ、柔軟であれ 』
と教えたがっていた個性的なベテラン教師ヘクターがいました。

このお役が浅野和之さん
このヘクターは男子生徒にセクハラをしているのですが、
生徒にはそれほど嫌がっている様子もなく、問題にしようとしていません
映画のワンシーンを生徒に再現させたりしていましたけど、
生徒たちは、発言する時に、過去の詩や逸話(?)を引用していました。
彼らには教養として、しっかり叩き込まれているベースがあるのでしょう。
そんな信頼感を感ずる、風変わりな教師のお役は浅野さんのピッタリでした

そんなヘクターを苦々しく思っていた校長は、
受験テクニックを重視する若い論客教師アーウィンを採用します。
生徒たちは、徐々にアーウィンの
『他人とは違う視点で歴史を見つめろ』という指導に影響されていき、
ヘクターは、自らの教育に失望します

このアーウィンを演じていたのは、中村倫也さん。
メガネのインテリキャラがカッコ良かった。というかねぇ。
声がね。妙に艶っぽいんだな
イケメンを集めた、個性的な男子生徒と教師たちによる群像劇。
そうか…これって。ボーイズラブのお話なのねぇと気付く。
ヘクターのそれは、もっとカラッとしているから、
子どもイタズラみたいなもんなんだけど、
この辺りから、ちょっと様子が変わって来るのよね

セクハラの現場を校長の妻に見られたヘクターは窮地追い込まれるが、
生徒たちによって、救われるが、その帰り道、ヘクターは事故死する。
彼の死は、生徒たちのこころに大きなモノを残した…


きわどいセリフや演出もチラホラありましたけど、
下品ではなく、たぶん、そこはこの舞台の主旨ではない…と思います

松坂桃李さんのお役は、ちょっとカリスマ性さえ感じさせるデイキン。
女からはもちろんのこと、男からもモテる
なんといっても、華がありますから。
今後の精進を期待する役者さんのおひとりですね

そのデイキンを愛するボズナーのお役は太賀くん。
小柄なユダヤ人で、ホモセクシャルであることに悩んでいます。
ユダヤ人である彼は、ホロコーストを歴史的事実として論じたり、
賛美歌を歌うことが出来ません
彼は、この作品のキーマンであると思うのですけど、
イギリスにおけるユダヤ人の立場など、
背景がイマイチわからないのが、
ワタシがこの作品を難解に思う原因のように思うのですな。。。


『歴史とは次から次へと起こるクソみたいな出来事の連続だ』

ということで。


【スタッフ】作=アラン・ベネット 演出=小川絵梨子
【キャスト】中村倫也/松坂桃李/太賀/鷲尾真知子/浅野和之 ほか
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/12/12(金) 23:37:35
  2. 舞台