Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 十一月花形歌舞伎 昼の部 】 @明治座 26年11月




結局、昨年拝見した舞台の感想がこぼれてしまいました。
今年も当日の殴り書きのメモを素に、
私的な感想を書かせていただきます
勉強不足ですが、おつきあいいただければと思います。。。

最初の感想は、猿之助丈の花形歌舞伎です
今月は7年ぶりに歌舞伎座公演に出ているのですよねぇ。
お正月の公演ですかぁ~。うん。うん。
松竹との雪どけ。。。良かったわぁ。

先月の演舞場に続いて
市川猿之助奮闘連続公演
と銘打たれた舞台です。
先月の夜の部は、十八役早替りと宙乗りがあったとか。
看板に偽りなしですな


一、新歌舞伎十八番の内 高時(たかとき)

史実を基にした活歴物の代表作『高時』。
執権北条高時は、愛犬の死を知り、
権力をもって傲慢な態度を見せる。
そんな高時の目に、田楽法師と見えたのは…。

 烏天狗に翻弄される幻想的な演出が
 みどころの新歌舞伎十八番です。


二、夏姿女團七(なつすがたおんなだんしち)

 上方歌舞伎の代表作
【 夏祭浪花鑑 】 の舞台を大坂から江戸へ移し、
主だった登場人物も男から女に書き換えた傑作です。

團七縞のお梶は、恩人を助けるため自らの義母に手をかけ…。
浜町河岸での殺しの場など明治座界隈を舞台に、
猿之助が気風のよい芸者お梶を勤める話題作です。



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私的辛口(?)感想です




拝見する前は、高坏(タカツキ) かと思って劇場に行ったのですが、
初めて拝見した 【 高時 】 という狂言面白かったです
天狗の舞は、群舞みたいで楽しかったわぁ。
パートナーが変わる時お辞儀するのが、
フォークダンスみたいで可愛らしかったのよね~
右近丈との絡みも、アクロバティックで、滑稽で、良かったし…
全体的にシュールな出来でしたわぁ。
駕篭に乗せられた犬が着ぐるみと分かってビックリ
てっきりハリボテだと思う思っていたら動き出したので、驚きました。
その驚きの前に登場したちっちゃな野良犬たちも、
こちらもこちらで、可愛らしかった。
冒頭のいかにも封建社会の出来事と、
最後の天狗の舞踊がどうにも結びつかないのに、
なんとなく繋がっちゃうのが歌舞伎なんだよね~
笑也丈は相変わらず美しかったわぁ。
市川右近丈も相変わらず、良い声で、
寿猿丈の存在感もお変わりなくて…安心いたしました

【 夏祭 】の女版。
ストーリーとしては、面白いけれど、
やっぱり男の人の話かなぁ~とワタシは思ったかなぁ
でも、バロディとしては良く出来ていました

磯之丞とおはつのカップル。
このまま駆け落ちして、紛失した短刀(みんな家宝の短刀盗まれ過ぎ)
を探すなんて、無理だよ~と心配しながら見ていたら、
実はおはつが、さる大名の落としダネなので、城から迎えに来たという話。
磯之丞も婿入り出来るし、無くなった短刀も探す手立ては出来ている
…な~~んて目出度い
と思っていたら、おはつを拐かす為の策略。
あんまり良く出来たお話で、私までも騙されたわぁ
そうよねぇ~だって、夏祭なんだから。
そこへ登場する猿之助丈演ずるお梶
タンカを切る声も姿もかっこよかったぁ~…けど、
亀治郎丈のキレイな女形が好きなワタシとしては、
もう少し、艶っぽい姿が見たかったぁ。
後半の継母・おとらの語りを聞けば、艶が無いのも頷けるけど、
芸者であるなら、もう少しなぁ~とも思ってしまう。
猿之助丈になってしまったから、とりあえずは、仕方がないのかなぁ

義理ある人を救うため、義母を殺してしまう不運は夏祭と同じですが、
こちらで殺すのは、姑では無く継母。
義理というのは、おかじの父親が受けた恩なのに、
その父親の妻であるハズの母親が、
金目当てにその人を悪人に渡すなんて、どうしてと思っていたら、
この母親…父親の後妻だね…とにかく悪い奴。
父親の後妻になったのも、どうせ早く死ぬだろうと思ったからだって。
完璧に遺産目当てなわけです
さらに娘のお梶は器量良しなので、奉公に行かせて、
大名のお手でもつけば、老後は左団扇。との計算だって
恐ろしい~~最近のニュースに出てくる毒婦みたい。

当のお梶は、奉公先で武芸を習って、男勝りに
男をしれば、女らしくなるかと思って、芸者にしたのに、
まったくその様子はなく、名を上げるような姐さんになってしまった。
計算違いも甚だしいんだよ。まったくもぉ~~と。
そのいいようがとにかく憎々しくて
お梶に殺意が芽生えても、仕方がないと思わせるだけの迫力ある悪人ぶり。
さすが竹三郎丈お上手でした

一、新歌舞伎十八番の内 高時(たかとき)

   
北条高時 市川 右 近
大佛陸奥守 市川 猿 弥
安達三郎 市川 弘太郎
秋田入道 市川 寿 猿
愛妾衣笠 市川 笑 也

二、夏姿女團七(なつすがたおんなだんしち)

序 幕 柳橋草加屋の場
二幕目 両国橋橋詰錨床の場
大 詰 浜町河岸の場 

   
團七縞のお梶 市川 猿之助
玉島磯之丞 市川 門之助
琴浦ことおはつ 尾上 右 近
一寸お辰 市川 春 猿
釣船の三婦 市川 猿 弥
義平次婆おとら 坂東 竹三郎



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  1. 2015/01/08(木) 21:47:47
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