Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

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舞台【七人ぐらいの兵士】@シアターコクーン 2015年7月

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初演も拝見している舞台です
舞台人・明石家さんまを印象づけた舞台でしたので、
再演の舞台のチケットもとりました
感動の舞台を拝見した今日、書かせていただきます

2000年渋谷・パルコ劇場で初演され、
2001年大阪にて再演された舞台『七人ぐらいの兵士』。

明石家さんまの本格的な演劇の初舞台作品として、
また、生瀬勝久が脚本を手掛けた事でも話題となり、
その後の“さんま×生瀬×水田”タッグの
記念すべきエポックとなったこの作品の再演が、
15年の時を越え、明石家さんまが60歳となる今年の夏に、
上演が決定致しました。

舞台は先の大戦中の戦地。
当時実在した、吉本興業が編成した一流芸人達の戦地慰問団
「わらわし隊」(航空隊“荒鷲隊”をもじり“笑鷲隊”と命名)を
モチーフに描かれた悲喜劇は、爆発的な笑いと戦争の悲哀を両立させ、
観客の記憶に強く残る作品となり、
上演回数が少なかった事も相まって、作品は伝説化されました。

生瀬勝久、山西惇、温水洋一、八十田勇一、恵俊彰(Wキャスト)、
中村育二、といった初演のオリジナルキャストが再集結。
また、内田有紀をはじめ、
中尾明慶(Wキャスト)、須賀健太、森田甘路、という、
バラエティ豊かでフレッシュなキャストが揃い踏みし、
全く新しい『七人ぐらいの兵士』が、今、ここに誕生致します。
是非、“伝説”を、生の舞台でご堪能下さい!




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ネタバレあり(?)…の私的感想です

明石家さんま/生瀬勝久
内田有紀/中尾明慶(Wキャスト)/山西惇/温水洋一
八十田勇一/森田甘路/須賀健太/中村育二

作:生瀬勝久 演出:水田伸生


<あらすじ>
戦時中の中国大陸。
日本軍のある駐屯地で、ダメ兵士ばかり
且つ大阪出身者ばかりが集められた分隊があった。
彼らは一旦戦地に派遣されたものの再訓練となっていた。
兵隊のリーダーである木下兵長(生瀬勝久)は、
かつて漫才師であったが、
高座の出番直前に相方に失踪された過去がある。

訓練中の怪我で野戦病院に運ばれた木下は、
“爆笑王”と入院患者達から呼ばれる男がいると、
従軍看護婦・吉永花子(内田有紀)から紹介されるが、
それはかつての相方・水嶋(明石家さんま)だった。

ウソと詭弁の天才・水嶋は
あらゆる手段を使って軍隊を逃げ出そうとするが、
一方、木下は水嶋を殺そうと目論む。
そんなある日、駐屯地に慰問団がやってくるという情報が….。
水嶋は分隊の兵士達にある提案をするが、
それが脱走を目論んでいた片岡(恵俊彰/中尾明慶)をはじめ、
兵士達の気持ちに火をつける。
それぞれ交錯する思惑は一体どうなるのか?!

HPより抜粋


3時間10分休憩無しの舞台でございました
とにかく良く笑い、よく泣かせていただきましたわぁ
生瀬さん扮する木下は、さんまさん扮する水嶋を
殺そうと画策するのですけど…なかなか巧くいかない。
その辺りのやりとり、さんちゃん劇場の開幕でございます
最後には、
『何分経っていると思ってるんだ。叱られるのはオレなんだから…
という、マジっぽいセリフが出ていましたよ

そして、もちろん今回もぬっくん(温水さん)との掛け合いが
たっぷりありますよ~
水嶋と漫才を稽古する…というシーンですから、
さんまさんの独壇場です

それぞれの兵士たちの背景や性格も個性的で
水嶋とのかかわり方も変わってくるところは
丁寧に描かれているなぁと思います
特に、中尾くん演ずる通信兵は、
水嶋の軽口で、救われたように思います。
というか、このお話、水嶋のおかげで闘いの前線でも
希望をもって過ごせたってことですよね。
それでも、最後には、
自分の意志で敵軍に突っ込んでいくんですよね…。

劇団カクスコが大好きだったワタシとしては、
大爆笑の舞台上で、一度も笑わない鬼軍曹・中村育二さんを
熱い気持ちで見つめていましたわ
そして、大泣きさせられてしまいました。

敵軍に囲まれ、先陣をきって突撃するにあたって、
『戦争が始まってから、笑ったことが無いといつも言っていたが、
 実は、一度だけ笑った事がある』
と、告白します。

軍曹は戦地に来てから、妻に毎日手紙を書いて送っていましたが、
内地の妻からは、一通も返信が来ません。
本来、手紙を書くことが苦手な軍曹は、
結局、天気の事ばかり書いて送っていたし、
無学な妻は返信を書く事が出来ないんだろう…と、
気にとめず、天気だけを書いた手紙を毎日送り続けていたそうです。

そんなある日、軍曹の母親から手紙が届きます。
その手紙には、妻が過労で亡くなった事が書いてあり、
さらに、たくさんの手紙が同封されていました。
同封された手紙は、亡くなった妻が軍曹に宛てて書き溜めたものでした。
その手紙には、内地の天気のことが書かれていたそうです。

妻は、無学だから、返事を書こうにも、色々な事が書けず、
内地の天気の事しか書くことが出来なくて、
軍曹に送れず、手元に書き溜めていたのだろう。

その手紙を読んで、軍曹は。。。。
『笑ったよ』

ここで号泣デス ド~~っと流れた涙と鼻水でグチャグチャです。
その後は涙腺が緩んでいるので、泣き続けました
突撃していく其々の兵士のセリフが滲みるのです。
従軍看護婦との会話も泣かせてくれました

兵隊さんの時間で、薄っすらですが、
座長(中村育二さん)の歌声が聞こえて嬉しかったわぁ~

舞台を通して、思った事。
とにかくさんまさん、スゴイです。還暦とは思えない
頭の回転も動きも機敏さですし、元気で…
そして、やっぱりカッコイイのですよ
ラストシーンのシルエットは、水嶋らしく…そしてカッコイイ。
心に沁みるセリフもありました。

無意味の意味。
死にたくないわけではない。生きたいんや。

前回の舞台を拝見した時よりも
戦争という言葉がリアルに感じられるご時世ですね。。。。


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  1. 2015/07/22(水) 22:57:50
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