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舞台 【 ダブリンの鐘つきカビ人間 】2015年10月@パルコ劇場

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不思議な病に襲われた中世の町に
繰り広げられる不思議な愛の物語

笑いと感動のパラレルワールドが蘇る!

ケルト民話を思わせるファンタジックな世界、
童話の持つ魅惑的な物語性、残酷さ、
そして現代的な笑いの要素と、
時代を超えて人の胸を打つ感動的なクライマックスを
詰め込んだエンターテインメントの決定版、
それが『 ダブリンの鐘つきカビ人間 』です。

パルコ劇場で、2000年『 人間風車 』、
2002年『 ダブリンの鐘つきカビ人間 』、
2003年『 人間風車 』、
2004年『 MIDSUMMER CAROL~ガマ王子とザリガニ魔人~ 』、
そしてル テアトル銀座2005年『 ダブリンの鐘つきカビ人間 』再演と、
次々と傑作を生み出してきた後藤ひろひと作
G2演出の作品群。

ユーモアと残酷性が醸し出すダークファンタジーとしての物語の魅力と
豪華でかつ個性溢れる役者陣で魅せる舞台は、
不思議な世界観と笑いと感動と恐怖が混在しています。

その傑作作品群の中でも、笑いと恐怖の感動とで
観客の心をめまぐるしく揺さぶった作品であることと、
雄大で不可思議で魅力的な
ファンタジックワールドが広がっていること、
どちらもが見事に成立しているのが、
この『 ダブリンの鐘つきカビ人間 』です。

この笑いと感動がたくさん詰まった宝箱のようなこの作品に、
演出家G2がまた一味付け加えて、
さらに進化した『 ダブリンの鐘つきカビ人間 』をお届けします。

どうぞご期待ください。


後藤ひろひと(作)
容姿は美しいのに心が醜い青年。
そんな青年がかかったのは
姿が醜くなって心が美し くなる病気。
「カビ人間」と呼ばれるそんな主人公は
登場人物や観客の心の扉を一つずつ開けていきます。
居酒屋で「いつか僕も後藤さんの作品に出してください!」と
佐藤隆太君が私に熱く語ったのは今から12年も前の事でした。
まっすぐに私を見つめて話す彼に
「さーてね!」と笑って答えた私でしたよ。
まさか再会する彼が「カビ人間」になっているとは
夢にも思いませんでした。
あの時の誠実で正直な彼の瞳を思い出すと、
今はなんだか作者である私の心の扉が一つ
開けられるのを感じています。
隆太君が演じる「カビ人間」は
きっとたくさんの扉を開けるのでしょうね。

G2(演出)
大人向けの毒のあるファンタジー。
ラストは衝撃的な美しさ。
その美は目にも見えな いし音にも聞こえない。
佐藤隆太の演技が観客の想像力を喚起するはず。
巧さだけでは表現不可。
彼の持つ ピュアさが武器になるでしょう。

佐藤隆太(カビ人間役)
今回、作の後藤ひろひとさん、
演出のG2さんとは、初めてご一緒させて頂きますが
とても楽しみです。
僕が演じる「カビ人間」は、奇病のために、
醜い心と美しい容姿が入れ替わり、
全身がカビだらけという孤独な男です。
その孤独な男が、おさえちゃんという女の子と
出会ってどう変っていくのか。
この作品は、一見童話的ではありますが、
人の心の真理のようなものが描かれていると思います。
物語の中では沢山の感情が渦巻いて、
おそらく観客の皆さんも、
物語の世界に入り込んだような気持ちになって
ご覧頂けるのではと思います。
ファンが多い作品と聞いていますが、
僕なりの、新たなカビ人間の姿を
お届けできるよう稽古に臨みます。
僕にとっては出発点でもあるパルコ劇場で、
新たなチャレンジが出来る事を楽しみにしています。

HPより抜粋



本文の 色文字 をクリックするとリンクページに飛びます。



有名な作品ですが、タイミング悪く見たことがありませんでした。
ネタバレありの…短めの私的感想はこちらをクリック



作:後藤ひろひと
演出:G2

出演:
佐藤隆太 上西星来(東京パフォーマンスドール)
白洲迅 大塚千弘
小西遼生 中村昌也 木戸邑弥 明樂哲典
マギー 後藤ひろひと 吉野圭吾
篠井英介
村井國夫


長い絵本を読んだ後のような
悪夢を見た後のような気持ち
童話とはこんなに残酷で恐ろしいものかと、
ディズニーではない童話の奥深さにどっぷりと浸っていたので、
現実に戻された時に、ぽかんとしてしまった

おさえがホントに純粋で可憐で、
うそしか言えなくなった奇病が、なんとも切なくて、
ラストでは、胸が苦しくなりました。
衣装も似合っていて、お可愛らしい。。。
おさえの死は、カビ人間との心中であろうと
思っております
美しい心の持ち主になったカビ人間の佐藤隆太くんは
日頃の彼のキャラで、より際立って感じましたねぇ。

後藤さんとマギーさんの絶妙な間がスバラシイ。
救われない物語の中では、不可欠な緩和剤でございます
中世のゴツイ剣の立ち回りは大変だと思います。
特に女性には厳しいことでしょう。
真奈美の颯爽とした殺陣は見ごたえがありました
ただ…あの剣で斬るのは無理でしょう。
刺す(突く)ので良かったと思うので、
そこだけが、残念な殺陣でした
まぁ、そこは殺陣師さんのせいですけど。

圧倒的なストーりーが作品の魅力ですが、
この舞台の見どころのもうひとつはイケメンでたねぇ

いろんなタイプのイケメンが勢ぞろい
市長の邪悪な艶っぽい目力にやられましたし、
戦士は正統派でカッコイイし、
聡はキュートだし、
渋い村井さんもステキ
やはり御歳は感じましたけれど、
舞台に登場されるだけで、観客側にいろんなことを
想像させる圧倒的な存在感は流石です。
作品を選んで、今後も現役を続けていただきたい方デス
もちろん、尼僧の笹井英介さんの美しさ
存在自体が暴力です
中村昌也さんも頑張っていましたよ

衝撃的なラスト
たぶん今回、書き加えられたところだと思いますが、
エンドレスの悪夢といった感じで、ワタシは好きなラストでした。
救われないのに、納得とは、ワタシにしては珍しいことかも。

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  1. 2016/01/14(木) 22:50:17
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