Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 ブロッケンの妖怪 】@シアタークリエ 2015年11月

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竹中直人×生瀬勝久 個性派俳優の激突再び!!
人気劇作家・倉持 裕が書き下ろす
笑いと怪奇が入り混じるホラーコメディ

個性派俳優として活躍する竹中直人と生瀬勝久。
この2人がタッグを組むユニット“竹生企画”が
第2弾作品『ブロッケンの妖怪』で、4年ぶりに舞台に戻ってくる。
前作に続き、今回も人気劇作家の倉持 裕を作・演出に招聘。
すべてを手放そうとする者と、
一つとしてこぼすまいと抱え込む者を中心に、
霧に包まれた孤島で起きる不思議な物語を描く。

本作が舞台初出演となる佐々木 希をはじめ、
バラエティに富んだ出演陣で送る、
笑いと怪奇が入り混じった書き下ろしホラーコメディをお見逃しなく!!




ワクワクとするような座組みです。
凍えるような冷たい大雨の日に、拝見した舞台です



本文の 色文字 をクリックするとリンクページに飛びます。



ネタバレあり…の私的辛口感想です

作・演出 : 倉持 裕

出演 : 竹中直人、生瀬勝久、佐々木 希、
   
      大貫勇輔、安藤 聖、田口浩正、高橋惠子 


ある秋の日の午後。
絵本作家の打越(竹中直人)と担当編集者の黒柳(生瀬勝久)、
そして、打越の放浪癖と浮気性を心配する恋人の桃(安藤 聖)が、
高地にある大きな湖の真ん中に浮かぶ小島を訪れていた。
そこには城のような洋館が建っており、
それが島の敷地のほとんどを占めている。


そこでは、霧の濃い日はその霧に洋館の影が映り、
湖の上にもう1つの洋館が現れるブロッケン現象が起こる。
霧に映った洋館の影を虹が囲む、
その美しい光景を、打越たちは取材に来ていた。


洋館には日ノ原虹子(高橋惠子)という女主人と
娘の小真代(佐々木希)、
使用人の若い男・稲井(大貫勇輔)が暮らしていた。
他に、生活に必要な品を本土から運んでくる船乗り・泊(田口浩正)も
この館に出入りしている。

だが、会話や態度にどこかしら
ギクシャクしたものが感じられる日ノ原家の人々。
そんな中、不審に思う打越と黒柳らは、
嵐の夜にこの洋館と家族を巡る、驚くべき秘密に遭遇する。

HPより抜粋




「ホラーコメディ」と書かれていましたけど、
正直、ホラーという感じは全然しなかったデス
ゾクゾクっとした場面は一か所かな
そこが印象的でスッゴク良かった
その場面では、舞台の後方のほとんどを占める大きな窓に
映像を映し出し、音楽との相乗効果で緊迫感を煽って()いました。
鏡に映ったように、そっくりな屋敷が大きな窓に
ずんずぅ~んと近づいて来るのですが、
その屋敷には、もうひとつの日ノ原家の住人が暮らしているのです。
4年に一度交差するパラレルワールド…。
この設定、スゴク面白いって、思ったのでした。

湖の真ん中の離島に建つ洋館に暮らしている
優雅な立居振舞の未亡人と高飛車な令嬢の美人母娘。
そして、その令嬢に冷ややかに接する使用人たちの謎の行動。
令嬢は『父を殺したのはお母様』と訴える。
と、書いてみたら、本格推理小説の設定ですわね
そう考えるとミステリではあるのかも

高橋恵子さん演ずる虹子さんが登場するとピリっと引きしまる存在感。
ザッ女優といった貫禄です
竹中&生瀬の笑いにはまったく絡まなくて、
浮世離れしているのも、優雅に見えてしまう。
バタバタとした舞台中で、強い芯になっていました
異常事態を恒例行事のように受け止めている女主人の
懐の広さも感じました
この虹子さんだけBが舞台には登場しませんでしたけど、
Bの虹子さんも拝見したかった気がしましたわぁ

佐々木希さんは、可愛いらしかったけれど、
あの棒読み…なんとも困りました
芸達者なひとが多い舞台では可哀想だったですかねぇ
初舞台ですから、今後の精進に期待したいと思います。

田口さんのコスプレのようなザ・船乗りの格好には笑いました。
終始汗だくの大熱演でした。
本筋とはちがうところで、泣いたり笑ったり…が、
観客から見ると、可哀想なのに笑っちゃう

Aでは、絵にかいたような執事が、Bではかなりのワイルドな姿になっていて、
ひとりの俳優さんのここまでのギャップは、
なかなか見れないので、得した気分

最初は、お金目当てに見えた桃ちゃんが、
良い子なのが解って、印象が変わっていきました。
特に、ひとりだけBが存在しないって
ワタシでも、あぁいう行動をとったと思いますわぁ。
素直で良い娘です。

芸達者な竹中さんと生瀬さんのやり取り、
どこがアドリブか分からないくらい自然で、最高に楽しかった
強烈な曲者の竹中さんと、それを受ける生瀬さんの巧さ。
2人の怪優が絡んで、動いてるだけで、
何かが起りそうで期待してしまうのですが、
それを上回る展開で、大笑いして、ゾクっとして、
本当に満足させてもらいました

AとBのふたりが同時に存在出来ないので(?)
早替わりの時間に余裕があるとはいうものの
其々の役者さんのAとBが何度も早替りしていました
それぞれのキャラの設定もしっかりしていて、
演じ分けも含めて見せていただきました
一件落着と思いきや…というラストは
想像通りでしたが…それもまた良かった。
結局、打越も黒柳の両方とも来ちゃったんでよね…

この脚本であれば、
B側のストーリーも作れる気がします
一日、何役も演る歌舞伎を観慣れている者は、
無謀なことを思い付いてしまいました
AストーリーとBストーリーを同時期に
交互に上演なんて、いかがでしょう。
キャストを少し換えれば、充分に出来る座組みですよねぇ。。。。
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  1. 2016/01/24(日) 22:51:14
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