Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 消失 】@本多劇場 2015年12月

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『消失』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチが
初めて「善人」のみを登場人物に据えた
という2004年公演の再演。

クリスマスの夜にパーティーの計画を練るチャズと弟のスタンリー、
スタンリーが想いを寄せるスワンレイク、
謎の闇医者・ドーネン、
兄弟の部屋を間借りしたいと申し出るネハムキン、
ガスの点検に来たというジャックの
6人の善意がもたらす悲劇が描かれる。

キャストには、劇団員の大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、
三宅弘城、松永玲子、客演の八嶋智人
といった初演時の出演者が名を連ねている。

*******************

とうとう『消失』を再演することになった。
初演は2004年暮れ。登場人物全員が善人で、
彼らの善意がもたらす悲劇を書きたかった。

当時私がやたらと自らの作品に冠していた
『シリアス・コメディ』の、まさに決定版ともいえる重喜劇。
11年前の初演時にはまだマシだったと思えた世の中は、
今や崖っぷちに立っている感があり、
こんなに弱ってしまっている状況で
こんなに救いのない芝居を上演することは、
かなり酷であることは承知の上での再演。
やる方にとっても酷だし観る方にとっても酷だろう。
自作で、これほどまでに固唾を飲んで
静まり返った客席を体験したことは、
後にも先にもない。

それでも、今再び『消失』を上演することで、
きっと初演にはなかった、
また別の「何か』が観客と我々の間に生まれることを信じ、
ついにあの6人の登場人物に再訪を願うことにした。
なにしろ再演を望む声が最も多かった作品だ。
私は観客の皆さんにも期待している。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ


HP&チラシより抜粋



正直、ケラさんとは相性があまり良く無いのですが、
再演を強く望んでいる方が多いと伺って、
とったチケットでした。




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ネタバレあり(?)の私的辛口感想です…

[作・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ

[出演]大倉孝二 / みのすけ / 犬山イヌコ / 三宅弘城 / 松永玲子 / 八嶋智人



残念。やはりケラさんとは合わないんだなぁと
いうのが、観劇直後の正直な感想でした
とにかく長い。3時間以上やる必要性を感じなかった
内容的には、【世にも奇妙な~】でもやっていそう。
広げ過ぎた設定を解決出来ぬまま終わっていた感が拭えない。
と、当日のメモには書いてあります
解決出来ないのは、きっと消失しているからなんであろうと思います。
それが、モヤモヤっと残ります。
登場人物たち各々が、其々、失っていくという悲劇。
拝見した直後より、時間が経った今だからこそ、
なんとなく見えてくるものがあるようにも思います。
ワタシは、このモヤモヤっとした感じが苦手なんですけど、
好きな方には、モヤモヤっとした感じが心地よいんだろうなぁ。

ワタシの好みではないというだけで、俳優さんたちはさすがに巧い。
6人各々の個性がぶつかり合って、融合していました
一幕目のだらだらした展開も、飽きさせず見せてくれた。
だらだらと書きましたけど、多分ケラさんの脚本大好き~
という方々は、こういう間や、遊びが楽しいのかもしれん。

ひと、すきずき…で、良いんですもん。
そして、消失…
観客各々がそれぞれの結末を感ずるのでしょうねぇ。

 
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  1. 2016/01/25(月) 23:52:01
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