Jellyfishの散財して…ぐだぐだ。

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 四月花形歌舞伎 】@明治座  28年4月




こちらも放置していたBLOGでございます。
うろ覚えはご容赦くださいませ(//>ω<)
花形歌舞伎らしい花形歌舞伎です。

そういえば、この舞台の筋書きを母親の病室に持って行きました。
TVは疲れると言って見ていなかったけど、
まだ、元気で、時間潰し出来るモノを探していましたので(´;ω;`)


一、芦屋道満大内鑑  葛の葉

竹田出雲作の浄瑠璃『芦屋道満大内鑑』を
歌舞伎に移した狂言で、通称「葛の葉」と呼ばれているこの作品は、
安倍晴明は陰陽師・安倍保名と白狐との間に生まれた子である
という「信太妻」伝説をもとにしています。
安部保名に一命を助けられた白狐は、保名の許嫁の葛の葉に化け、
保名との間に所帯をもち、一子をもうけます。
しかし本物の葛の葉姫が現れたことにより、子を夫に託し、
障子に「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる 信田の森の恨み葛の葉」
という別れの歌を残して姿を消します。
様々な技巧を使って狐の本性を描いていく面白さや、
人を愛してしまった狐の悲しみや子別れの愁嘆など、
親子の情愛溢れる名作です。

二、末広がり

祝言を挙げる娘福子のお祝いに、分限者宝斉より
末広がり(末広の扇子)を買い求めるよう命じられた太郎冠者ですが、
末広がりが何か分からず困惑してしまいます。
都へ赴いた太郎冠者は万商人の口車に乗せられて末広がりとして傘を、
さらに、想いを寄せている福子へのお土産として
毬を売りつけられてしまいます。
傘と毬を持ち帰った太郎冠者ですが…。
平成3年に狂言を基に書き下ろされた
軽妙洒脱な舞踊をお楽しみいただきます。

三、女殺油地獄

近松門左衛門が享保6(1721)年に、
実際に起きた油屋の後家殺し事件を題材に
人形浄瑠璃のために書いた作品です。
その後、明治になって歌舞伎として上演する機会が増えました。
河内屋の息子与兵衛は、放蕩三昧で借金もある身。
今日も喧嘩のはずみで、侍に無礼を働いてしまいます。
さらに与兵衛は、継父の徳兵衛や妹おかちにまで手をあげる始末。
見かねた母おさわは、与兵衛を勘当し追い出すのでした。
その晩、金の工面に困った与兵衛は、
同業の油屋の女房お吉を頼ろうと店を訪れるのですが…。
刹那的に生きる青年が引き起こす悲劇をご覧いただきます。


<配役>
葛の葉

女房葛の葉    
          中 村  七之助
葛の葉姫
安倍保名    中 村  梅 枝
柵         中 村  歌女之丞
信田庄司    片 岡  亀 蔵

末広がり

太郎冠者    中 村 勘九郎

万商人      中 村 国 生

宝斉娘福子   中 村 鶴 松

分限者宝斉  片 岡 亀 蔵

女殺油地獄

河内屋与兵衛    尾 上 菊之助
お吉          中 村 七之助
豊嶋屋七左衛門   中 村 勘九郎 
太兵衛         坂 東 亀 寿
芸者小菊 中 村 梅 枝
小栗八弥 中 村 萬太郎
おかち 坂 東 新 悟
白稲荷法印 市 村 橘太郎
綿屋小兵衛 片 岡 松之助
河内屋徳兵衛 嵐   橘三郎
おさわ 上 村 吉 弥
山本森右衛門 河原崎 権十郎

 


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私的辛口(?)感想です…


葛の葉は、いつ拝見しても切ないお話デス。
しっとりとした内容なのに、
ガッツリと早替わりがあるのよねぇ(*゚Q゚*)
七之助丈、最初、咽喉が辛そうだったけど、
徐々に声ものびやかになっていました(*’U`*)
中村屋兄弟、頑張ってますからねぇ。
若いとはいえ、少しは休みも必要だからねぇ~(*´~`*)

障子に書いた文字は???
失礼ながら、ちょっとお下手だったような?
葛の葉といい、油地獄といい…
辛い目に合う花形歌舞伎昼の部の七之助丈でした。

本当の葛の葉姫の両親、庄司夫婦。
が、よい感じでした。
すでに家にいる世話女房のいでたちの葛の葉を見て、
同行してきた赤い振袖姿の我が娘。葛の葉姫を確認。
と、なかなか難しいところです。
亀蔵丈の父、歌女之丞丈の母、保名の梅枝丈と、
バランスも良いように思われました。
亀蔵丈はいつ聴いても安定しているように思います。
勘三郎丈にキツくダメだしされなくなった分、
自らに問いかけて精進していらっしゃるのであろうな(*´~`*)

保名のキツネの葛の葉への愛情が
あまり伝わらなかったように思ったけど、
今回は、幕際の短時間なので致し方なしかも(T_T)
衝立や枝折戸を動かす狐の通力はどのようになっていたんだろう。
息子の童子丸くん、サイキックです。
後の安倍晴明ですもんね+.(*'v`*)+

末広は、切ないお話の間の舞踊劇なので、
明るくて、有り難かった(´ω`人)
とは言え、ちょっと、甘酸っぱい感じがしました。
橋之助の襲名が決まった国生くんは、
見るたびに旨くなっている気がします。
カタがキレイに見える時も増えていますねぇ(^-^)/
とはいえ、同じ踊りを勘九郎丈が踊ると、
当たり前ながら、その差は歴然。ガンバレ。

良い従兄弟が育っていますから、
中村屋のお二人も、より精進することでしょう。
さっき、休めと言ったくせに…(〃▽〃)
勘九郎と鶴松丈の舞は、なんだかキュンとしました。
勘九郎丈に亀蔵丈が絡むと、明るさ倍増。
本当に楽しそうです(*’U`*) 安心感があるんでしょうねぇ。
傘、手毬…となれば、染之助染太郎です。
千秋楽なんですから、
いつもより多目に回してくれてましたかね?W(`0`)W

女殺油地獄は、
高校生の時に初めて拝見した文楽の印象が強い作品です。
七之助丈の世話焼きの美しいおかみさん。好演でした。
子どもへの愛情が手に出ていました。
甥御さん可愛がっているもんねぇ。
出番は少ないけれど、実直で、
妻に惚れ込んでいる勘九郎丈の豊嶋屋七左衛門。
あの無惨な姿を見たら半狂乱になるであろうな。
音の効果が印象的でした。今までとは違う気がしました+.(*'v`*)+
油がトクトクと流れ出る音。効果音のような三味線。
新しい感性だと思いました(。>ω<。)ノ

いつもより、殺害場面が明るかったかな?
ハッキリ見えて良かったような。悪かったような。
菊之助丈の与之介。いかにも現代っ子。
色仕掛け感はあまり無かったかな。
あの体たらくの立役の艶って出しにくいのかも。
明るかったのもあるかもしれないけど、
殺害場面で笑いがかなり起きていた。
とんでもない話なので、あえて…なのか。
意図したのかな?
う~~~~ん。

とは言え、見慣れた舞台でも、
視覚や、聴覚で、感じ方が変わるというのも、
面白い発見だったかも(*・`ω´・)ゞ


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  1. 2016/10/29(土) 22:42:47
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