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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 四月大歌舞伎 / 歌舞伎座 21年 昼の部 】


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今日は俳優祭ですし、
もう、今月の歌舞伎座公演は終わってますが、
感想をエントリーさせてもらいますわぁ
4月の歌舞伎座の昼の部は
伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)】の通し狂言でした。
ご存知の方も多いと思いますが、
念のためストーリーを…

このお話のネタ元は仙台伊達藩のお家騒動
女性を中心としたクーデター事件を、
政岡という乳母の活躍で、
未然に防ぎ、めでたしめでたしってお話。

でも、その過程で、
政岡は我が子、千松を失うという哀しい話。
女形の政岡は立ち役の由良之助と
並ぶほどの大役です

今回の政岡は玉三郎丈。
敵方の八汐には仁左衛門丈。
仁木弾正は吉右衛門丈。
愉しみな顔合わせですわ

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私的(辛口)…感想です
 

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タイトルにはシャレが満載です
伽羅(きゃら)と書いて、めいぼくと読ませます。
お家騒動の渦中の人
廓通いにより若くして隠居させられた
伊達藩の藩主が
伽羅という香木を好んだところからきています。
花水橋で襲われる大名も、
伽羅で作らせた履物を履いています

そして、萩は仙台の名産だそうで、先代萩
奥州の足利家の話としていますが、
本当のネタ元は仙台の伊達藩だと
当時の観客に分かるようにしてあるわけです。
襖絵などには竹と雀が描かれていて、
伊達家の家紋だったりします


今まで拝見した【花水橋】の頼兼は
女方の方の事が多く、立ち役の橋之助丈だと
やや違和感がありましたかねぇ
立ち居振る舞いがはんなりしてはいるものの、
お扇子で立ち回りするわけですから、
実は相当な剣の達人なのかもしれんから、
その点は良いのかなぁ~
でも、どうしても、隠居させられるほどの
廓通いしなそうですよ。この人

久し振りに拝見した染五郎丈の力士は
たいそうご立派になられて、荒事でいけるわよ~
って、(失礼ながら…)勝手に…。
希望が沸いてきましたわ

前にも拝見しましたが、仁左衛門丈の八汐は
【竹の間】の時は、
なんだか、やっぱり愛らしいのよねぇ。
福助丈の沖の井は
やや気風がよすぎかとも思うけど、
凛としていて好きかなぁ~
仁左衛門丈とのバランスが好いのかも。
【御殿】になると、八汐は相当憎らしい。
今回は雀の歌の場面があったので、
なおのこと、泣いたわぁ~
子役の負荷が多いから大変だと思うけど…
絶対、あの場面は必要だと思う。

正当な後継者の鶴千代を
毒殺から守るために、
豪華なお膳を下げさせ、お茶道具を使って、
お点前をするような手順で
政岡自ら、お米を炊くという場面。
幼い若君 鶴千代と政岡の子供 千松の二人は
空腹を紛らわせるためにすごろくをしたり、
雀の歌を歌ったりします。
この歌は後々の悲惨な場面の布石となっています。

この二人を観ていると一緒に
お腹が空いている気がしてくるわぁ
ホントは休憩の後でお腹いっぱいなんだけど
今回の子役の二人もお上手でした

そして、今回もついついウトウトしちゃった【対決】
颯爽とした仁左衛門丈を拝見しても、
ダメだった…
ぼんやりした頭で思ったのは、
高麗蔵丈って好い声ねぇ

三津五郎丈は【床下】の荒獅子男之助だけよ。
なんだか残念ねぇ。
さよなら公演だけあって、
豪華な顔合わせでしたわぁ~


伽羅先代萩

花水橋
 足利頼兼  橋之助
 絹川谷蔵  染五郎

竹の間・御殿
 乳人政岡  玉三郎
 沖の井  福 助
 松島  孝太郎
 侍女澄の江  新 悟
 栄御前  歌 六
 八汐  仁左衛門

床下
 仁木弾正  吉右衛門
 荒獅子男之助  三津五郎

対決・刃傷
 細川勝元  仁左衛門
 渡辺外記左衛門  歌 六
 渡辺民部  染五郎
 山中鹿之助  高麗蔵
 笹野才蔵  松 江
 大江鬼貫  由次郎
 山名宗全  彦三郎
 仁木弾正  吉右衛門



何回観るんだよ
って、偉そうに言える数ではありませんが、
先代萩は何回か観ているんですよねぇ
でも、通し狂言と書いてあると、
どうもそちらを選んでしまう傾向があるみたい。

見られなくて、残念でしたけど、
ついつい見たくなるような夜の部のラインナップでございました。

特に、藤十郎丈の曽根崎心中は見たかったわぁ
さらに、吉田屋のすねる仁左衛門丈なんて
絶対、素敵だったろうし


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今月、夜の部の吉右衛門丈は
昼とは真逆の真面目な孝行モノのお役。
来月の演舞場は絶対見たいんだぁ。
駱駝も鬼平も見たい見たい見たい
吉右衛門丈の真骨頂だも~ん
でも、日程的に無理…

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テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/04/27(月) 21:37:18
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