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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演 】


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正式には「伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演
『喜劇 日本映画頂上決戦 ~ 銀幕の掟をぶっとばせ!~ 』」
という長~いタイトルの公演
伊東四朗さんが三宅裕司さんや小倉久寛さんらと
「東京の笑い”軽演劇”」を伝えるべく、
数年前に旗揚げした伊東四朗一座。
旗揚げ公演が解散公演となっていて、
たぶん1度の公演の予定だったのでしょう。
結局は、『急遽 再結成公演』、『帰ってきた座長奮闘公演』
と、第3弾まで上演しています

そして、三宅さんが「東京の笑い」を継承していこうと
伊東四朗さんが不在だけれども、
趣旨に賛同してくれたメンバーとともに
旗揚げしたのが、熱海五郎一座。
伊東ではなく熱海、四朗ではなく五郎というネーミングです
三宅さんが熱海五郎さんだと
勘違いしている方も多いらしいけど…

メンバーから言っても、お客さんが集まりそうな公演なのに、
今までの劇場は、本多劇場(386席)、サンシャイン劇場(816席)、
天王洲 銀河劇場(746席)、そこで2週間程度だから、
たぶん20ステージくらいだったんじゃないかなぁ
ほとんど、チケットが取れませんでした。
(確か、熱海五郎一座が1回だけ
たぶん、劇団関係者も多いでしょう、このメンバーだと。

んで、今回は青山劇場1200席
大きな箱ですが、満員でした。
トーク番組でオグちゃんが
『平日の昼の部に、まだ余裕があります』なんて、
珍しいこと言っていたから、満席じゃない日も
あったのかしらねぇ~
と、いうわけで、やっとこ、チケット取れましたよ。
合同公演と言っても、大幅にメンバーが
変わるわけではないんだけど、
『コント 赤信号』が揃って同じ一座に出たことはなかったのですよ。
今回は一同に集まるから、それもちょっと愉しみです。
おまけに小林幸子さんが出演するってことは…
舞台装置のような、舞台衣装が見られるのかなぁ
期待いっぱいで、青山劇場へ。


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ネタバレあり…の私的感想です
 

ロビーに並んでいるお花の数々。
数の多さやメンバーの豪華さも素晴らしいけど、
送られている花もユニーク

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チラシに『ギターを持ったしらけ鳥』とありますが、舞台の本筋には
ほぼ、関係ありませんでした
時代は映画全盛期の頃。
「五社協定」によって、映画俳優は、
一つの映画会社との専属契約しかできなかった。
そして、映画会社東活と日映は一人の人気スターをめぐって、
引き抜き合戦を繰り広げていた。
そこへ、田舎から映画スターを夢見て出てきた老人が登場。
『持っていた田んぼが、新幹線の立ち退き料で何十億にもなったので、
 このお金を使って大スターにしてくれぇ』と、
看板スターや音楽映画のスター、成金親子
(老人の息子が大部屋俳優だったので、急遽出世した)
を巻き込んで、ドタバタ劇へと。



デジタルじゃなくて、アナログなのよねぇワタシって
って、つくづく感じる舞台でしたわぁ。
スターを巡って争奪戦とか言っても、
その辺のやりとりはゆるいの。
パソコンでどうのこうっていう時代じゃないからね。
忍び込んで契約書を盗み出すとかしちゃうもん
んで、盗みに入って、見付かりそうになったら、
お約束、マネキンに化けます…ドタバタだけど、のんびりしてて
ゆるゆるの展開

そして、何より出ている役者さんたちが
みんな喜劇大好きなんだなぁ~って
伝わってきて、それがこのゆるさの源だろうなぁ。

配役も絶妙なの
映画会社の社長はそれぞれ三宅さんとラサール石井さん。
経営が危うい東活の社長の三宅さんは
都合の悪いことは忘れちゃうご都合主義。
一方、2匹目のどじょうを狙って、映画を大ヒットさせている
日映の社長のラサールは女好きの恐妻家
その社長に取り入って、なんとか出世しょうとしている社員に小宮。
東活で看板を張っているスターはリーダー(渡辺)。
(思い込みだけは超一流だが、三流スターそのもの)
田舎から出てきた老人はもちろん伊東四朗さん
で、その息子はオグちゃん。
音楽映画のスターは小林幸子さん
なんでも知っている映画界の生き字引のような
メイクさんに中村メイコさん。
個性派の映画監督には春風亭昇太さんと東貴博さん。
大スターが伊東さんの息子さんってところは
ご愛嬌ですな

しっかりとしたストーリーもセリフもきっちりあると思うんだけど、
アドリブやら、事故( 咬むとか、間違えるとか)やら、
てんこ盛りでした
親子・コンビ・トリオは勿論ですが、
今まで、何度も顔合わせをしている一座ですから、
どんな組み合わせでも、呼吸がピッタリとあっております。
内容はゆるゆるですけど、その辺の切り替えしは早い
というか、テンポがすんばらしく好い。

やっぱさぁ、昭和だよねぇ。
昭和は安心するわぁ。って思うけど、
ノスタルジィやら、寅さん的なホロリというのは
今回の舞台にはなくて、
最後まで、ざぁ~っと流されて、乗っかって、
大笑いして終わったわぁ

昭和でお腹いっぱいです。
紙芝居みたいに、ロビーで
駄菓子を買いたいくらいでしたよ。
文化祭みたいにザワザワした感じがしたんだけど、
大人の学芸会って言っていたらしい。
なるほど。まさに、学芸会
「コント赤信号」の懐かしいコントを見られたし。
そして最後は紅白ほどではないけど、かなり大掛かりな
小林幸子さんのショーも見られたし
当然だけど、この方、やっぱり
文句なく、歌が上手いなぁっと。
そして、想いの他(失礼)、演技も巧い。
宝塚スターのような立ち居振る舞いも
サマになっていて格好良い
かつての音楽映画の大スターらしい感じでした。

これを最後とせず、また、「東京の笑い”軽演劇”」を
見せていただきたいものです
駄菓子のかわりに()Tシャツ買っちゃった
和柄で、可愛いでしょ

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●作     妹尾匡夫
●演出   伊東四朗 三宅裕司
●出演   伊東四朗、三宅裕司、渡辺正行、
       ラサール石井、小宮孝泰、小倉久寛、
       春風亭昇太、東貴博、伊東孝明、河本千明、
       /中村メイコ/小林幸子


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テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/05/29(金) 23:52:18
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