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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 僕たちの好きだった革命 】


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原案は堤幸彦氏、脚本は鴻上尚史氏。
数年前の初演は観ませんでしたが、
再演ということで、チケットを取りました

主演の中村雅俊さんの役どころは、
学生運動の時代(1969年)から
現代(1999年)によみがえった47歳の高校生。
タイムマシンでもあるまいし…と、思いましたが、
なるほどの理由でした

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ネタバレあり…の私的(辛口)感想です。
 

学園紛争が激しかった1969年、
機動隊と乱闘中にガス弾を受け、
山崎は意識不明に陥る。
その山崎が30年ぶりに目覚めた。
あの日、やり残したこと
(恥ずかしくないアジ演説をやる)を
胸に、山崎は母校に復学。

30年の間に、高校は様変わりし、
生徒たちには、まったく主義主張は無い。
教師たちも事なかれ主義で、
今日もおざなりの服装検査をしているが、
山崎は『学校側の検閲体制だ』と憤る。
彼は、教師にとっては危険因子であり、
生徒にとってもウザイだけの存在だった。

しかし、文化祭の企画を学校側から一方的に
潰されたことから、クラスメートの
日比野や未来(みく)たち高校生と
山崎は共に学校へ要求運動をおこす。



学生時代、学園祭の実行委員をしていましたので、
なんだか無性に懐かしい気がしました
学校側と戦うってほどじゃないけど、
理不尽な事務局に泣かされながらも
どうしたら、企画を通せるのかとか、
ずいぶん苦労したような。
でも、今は愉しかったなぁ~と。
30年経てば、その頃の写真は変色し、
記憶も薄くなり、そうなることで
思い出せるようなツライ事がらもあると思うですが、
デジタル化が進む現在、
今の子供たちは、キレイなままの写真を見て
記憶とのギャップをどう埋めるのかなぁ
と、思ったり。
とはいえ、デジタルと言ってもその時代になったら
『汚い画像だねぇ』とかいうのかなぁ

今から25年以上前ですが、その当時でも
一部の大学の実行委員会は
学園紛争のような活動をしていて、
正直、驚いたのを覚えています
ワタシたちの年代でさえ、
ふた昔前の出来事ととらえていたのですから、
冷めた現在(実際の舞台は10年前)で、
熱過ぎる47歳の高校生は
ドン・キホーテのようで、滑稽にうつるハズ。
六四天安門事件から20年なんですね。
TVで見た、映像は恐かった…。

『言ったって変わらない』と諦めてしまわず、
主張を通すこと、戦うこと。
ときには必要であると思うのだけど。
勢いが強過ぎて周りが見えなくなると、
危ない方向にいってしまうところが
難しいところです。

もともとは映画用に書いた脚本を
そのまま使っているそうで、
場面展開の数が尋常じゃない
それを、平行に4列配した幕の開け閉めで
展開していきます。
同時進行出来るし、何より展開が早い
最近、よく見かける演出ですが、
ブレヒト幕っていうらしいです。
『4列は世界でも無いと思う』と、
アフタートークイベントで鴻上氏が教えてくれました

ミュージカルじゃないけど、
後半は音楽的な要素もあって、
学園紛争の時代はフォークで語っていた主張を
今はラップで語っているんだなぁと思いました。
そういえば、お嬢の高校でも署名運動とか
していましたねぇ。
ただ冷めてるだけじゃないかも
少しだけ、嬉しくなりましたよ。


出演 : 中村雅俊 片瀬那奈 塩谷瞬 森田彩華 
      GAKU‐MC 大高洋夫 田島令子 安原義人 
      藤井びん 田鍋謙一郎 澤田育子 武藤晃子 
      今村裕次郎  藤榮史哉 木村悟 伊藤教人 
      山雄介 小野川晶 高橋奈津季




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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/06/02(火) 22:42:40
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