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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 奇ッ怪~小泉八雲から聞いた話 】


20090718234114


今日は皆既日食でしたねぇ
TVでしか見られませんでしたけど、
ダイアモンドリングの美しさ
太陽の偉大さを改めて思いましたけど、
何より、日頃、冷静な○HKのアナウンサーさえも
我を忘れるといった風で、太陽って偉大って
思ったり…って、え;表現がちっちゃい

ってな今日は、先日、拝見した
評判のよい舞台【奇ッ怪】の感想をば…
この舞台を観に行った三軒茶屋のシアタートラムは
客席数が200くらいの小さな劇場です
怪談はやはり小部屋に限りまするな。
って、ホントは怪談嫌いなので、
若干、弱腰で行って参りました


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ネタバレあり…の私的(辛口)感想です


秘境の温泉宿に長逗留している作家
会社の仕事で来たという曰くありげな二人の男
(実はある事件を追ってやってきた刑事たち)
自分が見聞きしたという不可思議な話を
百物語のように、語り合ううち…
不可思議な話は誰の話なのか、
そして事件の真相は…
逸話と現実、そして過去が複雑に絡み合い
ひとつの哀しい純愛のものがたりとなっていく。

いやぁ~よく出来てました
小泉八雲の怪談を組み合わせながら、
一見脈絡のない怪談が混ざり合っていくのよねぇ。
怪談は【常識】【破られた約束】【茶碗の中】
【お貞の話】【宿世の恋】の5編

【常識】は信心深い学僧よりも無学の猟師の方が…。
【破られた約束】は一番怪談らしい話。
最愛の妻が不治の病で逝く前に交わした約束。
男は約束を破ってしまい…
おんなの恨みは純粋ゆえに、恐いのでございます。
小さい小屋だからこその恐さ、大きな音ではなく、
姿や空気感で思わずビクッとしてしまいました
【茶碗の中】は未完のお話らしいです。
伝承を集めたわけですから、口伝えされているうちに
終わりが消滅してしまったのでしょうかねぇ
【お貞の話】旅の途上で、たまたま立ち寄った宿で
出合ったおんなは不思議なほど亡妻に似ていた…。
【宿世の恋】はいわゆる【牡丹灯篭】のお話です。

仲村トオルさんを舞台で見るのは初めてだと思うけど、
セリフも聞きやすいし、堂々としたお姿は
TVで見る以上にスラッと格好良かった
ナルシー(池田氏)のお遊びに、巻き込まれそうになると、
『もう~オシマイ』とか言って、
(あれ以上やったらトオルちゃん吹き出していたと思うわぁ
在りし日のあぶ刑事のトオルちゃんを彷彿。ちょびっとキュート

怪談によって、語り部が変わり、
その他のキャストが登場人物を演じるといった方式で
話は進んでいくのだけど、そこで、
語り部と登場人物のキャラの違いを
顕著に演じ分けていた池田成志氏
やっぱさすがだなぁ~と思ったのもつかの間
お遊びが過ぎちゃうのも、またご愛嬌

小松さんの一見のほほんとした風貌も
見ようによっては、非常に恐いわけでして
存在感がど~んとある時と、消えちゃう時とあったりして。
その辺も巧いキャスティングでありました。
そして、女性陣の可愛らしさ、一途さ、艶、そして、恐さ…
それが無くては成り立たない舞台でしたねぇ


一途に恋したおんなは生き変わり、
死に変わり、生を変え、時間を越え、
愛しいおとこのそばに現れる
おとこがおんなに気付き、愛し、
共に生きて()、歩んでくださるまで…。


そんな恋心は恐いんだろうかねぇ。



でも、


宿世の恋が実った二人は幸せに見えました




それとも、このお話は大きなキツネが見せただけの物語で、

そんな恋など、本当には無いのでしょうかねぇ。


[構成・脚本・演出] 前川知大

[出演] 仲村トオル/池田成志/小松和重/歌川椎子/伊勢佳世/
     浜田信也/盛隆二/岩本幸子

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/07/22(水) 22:41:16
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