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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 】


20090722194848


iTunesの外付けハードディスクへの移動はネットで方法を調べて、
無事出来ました~ 頑張ったってことですな

さて、今日感想を書くのは 【 サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 】
この舞台のチケットを取ったのは、スーラの絵に興味があったから。
と言っても、知っているのは
『グランド・ジャケット島の日曜の午後』だけだけど
ワタシの大好きな『旅の絵本』にも載っていたのです。
先日観た【炎の人】の中でゴッホが光と影の表現として
大変に影響を受けた点描という表現方法
絵の具をパレットの上で混ぜずに、絵の具の色のまま使って
見た人間の頭の中で合わさって色となる
色と光を感じる目や頭のもともとの捉え方を
絵の表現方法として用いているというのは
なかなか面白いよねぇ~
点描画って、医学的っていうか、科学的っていうか、
どんな風に出来上がってきたのでしょう。
興味がありまする


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ネタバレあり…の私的感想はこちら
 
この舞台はスーラの残した傑作
『グランド・ジャケット島の日曜の午後』が
発する言葉を感じ取った
スティーヴン・ソンドハイムとジェームス・ラパインが、
この絵画に描かれている人物たちのドラマを
フィクションで書き上げたミュージカル
唯一の休日だった日曜日の午後、
水辺に集まって、穏やかな時間を過ごしている人々は
様々で、金持ち、労働者、兵隊、親子、友人、
恋人、犬や猿までもがいます…。
一見穏やかに見える午後のひとときですが、
そこには、それぞれのドラマがあったハズですね。

ミュージカルとは言え、踊ったり歌い上げたり
といったものではありませんでした。
難しいメロディラインで、
重なることで厚みを増すような曲と、
こころの内なる声が流れ出すといった感じの歌詞は
語りかける詩歌のような印象でした。
ミュージカルとしては珍しい、こぶりなパルコ劇場を
選んだのが分かる気がしました

画家の話となると額縁を思わせる舞台装置になるのねぇと
幕が上がった瞬間に思いましたが(【炎の人】もそうだったので)
また、違った使い方で、白いキャンパスに
筆で絵を描いていくように、
背景が描かれていき、役者たちが入り込み、
絵となったり、現実となったりという演出は
斬新で面白く拝見しました

舞台ではなんと言っても、戸田さんが光ってました
第一幕では、ジョージ(スーラ)の恋人のドットの役。
ドットは、出来うる限りジョージを愛し、彼の子を宿しますが、
結局は彼との愛を諦め、
子供も含め受け止めてくれるパンやさんと結婚し、
アメリカに渡るという女性
早口な歌詞もバッチリの活舌でこなし、声の強さが意志の強さ。
貫く生き様が素敵なドットでした
点描の画家の恋人の名がドットとは出来すぎだよね
第二幕では、100年ほど後の世、
ドットの子供がおばあさんになった姿で登場。
可愛らしいおばあちゃまで、会場を和やかにしていました
新たな芸術(クロムニウム??)の
表現者となった孫のジョージ(スーラの曾孫)
もまた、壁にぶつかり悩んでいると、ありし日のドットの姿で現れ、
慰め、絵の世界へと戻っていきます

新しいモノを作り出すというのは
やっぱり苦労するもんなんだろうねぇ
(これは作者たちのこころの叫びだったりして
スーラも絵画学校時代からの 友人にさえ認めてもらえないし、
人と心底から交わるのは苦手で、恋人にさえも逃げられる。
でも、スグに恋人は出来ると言っていたところをみると、
ゴッホとは違い、ストイックといった感じではなさそうだね。
でも、31歳の若さで病死したらしい

今回の舞台の中では、望んで孤立しているような
信念みたいなもんがある人として生きていたね。
『分からないなら、仕方が無い』と言った感じで
苦悩にまでいかないのは、早くに亡くなっているからかなぁ。
運も大きいけどねぇ
≪グランド・ジャケット島の日曜の午後≫についても、
最初は『大きいだけの作品』とか『あいまいな表現』と
酷評されるけど、それは展示された場所が狭すぎて、
色がキチンと表現出来ていなかったらしいじゃない
点描画って、遠くから見ないと
色が混ざらずボヤケテ見えちゃうんだよねぇ

芸術を志すというのは内では葛藤、
外では孤立と決まっているのかしらねぇ。
現在においても、そうだと舞台では言っていたし、
それでも、己を信じ貫けとは、なかなかに厳しい


作曲・作詞 スティーヴン・ソンドハイム
台本 ジェームス・ラパイン
演出 宮本亜門
翻訳 常田景子
出演 石丸幹二 戸田恵子 諏訪マリー 山路和弘 春風ひとみ
   畑中 洋 野仲イサオ 花山佳子 鈴木蘭々 冨平安希子 
   岸 祐二 石井一彰 南 智子 岡田 誠 中西勝之 堂ノ脇恭子 ほか
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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/07/24(金) 21:48:52
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