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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 翻訳劇 サロメ 】


20091024194455


勘太郎くんと愛ちゃん、幸せそうでした
勘三郎さんのほろ酔い()も嬉しそうで、微笑ましかったわぁ
記者会見で勘太郎くんが
『ボクも白無垢を着たことあるんですが…』 って、
そんな新郎、あんまりいませんねぇ
お幸せにねぇ…

そんな幸せ気分の今日は先週末に観に行った、
現代劇の女方、篠井英介さんが演出家 鈴木勝秀氏と挑んだ
翻訳劇 サロメの感想を…


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ネタバレあり…の私的辛口()感想です
 
まずはあらすじ 

舞台はヘロデ王の宮殿。
ヘロデ王は兄を殺し、王妃ヘロディアスを自らの妻とし、
王座についていました。
美しい娘サロメはヘロデの義理の娘にあたります。 

宴の席で、ヘロデ王はいやらしい目つきで、
サロメを見つめています。
王妃ヘロディアスは、王を嗜めますが、
ヘロデは執拗にサロメを見つめ続け、
サロメはテラスに逃れていきます。

満月が美しいテラスに佇むサロメ。
すると、テラスの地下から不気味な声が聞こえます。
声の主は、ヘロデ王によって幽閉されていた
修験者ヨハナーンの声でした。
(内心、ヘロデ王は修験者を聖者と恐れてるらしい。)
声の主に興味を持ったサロメは、地下牢を覗き込み、
ヨハナーンに求愛し、くちづけを求めます。
しかし、ヨハナーンはサロメの母ヘロディアスの
近親婚の罪をとがめ、娘 サロメも呪われよと言い捨てます。
それに対してサロメは
『 私は必ずくちづけするよ 』と告げます。
 
そこへ、サロメを追ったヘロデ王、
続いてヘロディアスもテラスに出てきます。
ヨハナーンのヘロディアスを非難する声が
地下牢から響いてきます。
気にする妻を尻目にヘロデ王はその声に耳を傾けず、
ヘロデ王の目はサロメを追い続け、
サロメに踊ってみせよと命じます。
始めは断っていたサロメでしたが、ヘロデ王が
『踊りをみせれば望みのものをやろう』と言ったので、
サロメはそれならば…と、舞を披露します。
満足したヘロデ王が、『望みの褒美をとらせようと』尋ねると、
サロメは『ヨハナーンの首がほしい』と言い出します。
その言葉に喜ぶ母ヘロディアス。
ヘロデ王は、神の怒りをかうことを恐れ、
やめさせようと様々な宝を与えて、説得しますが、
サロメは頑なに『ヨハナーンの首が欲しい』と繰り返します。 
とうとうヘロデ王は『ヨハナーンの首を落とせ』と命じます。
銀の杯の上にのせられた首を見つめ、口づけをするサロメ。
有様を見ているヘロデ王。
するとにわかに空模様が悪くなり、
大暴風が宮廷の中に渦巻き、
それを神の怒りと怖れたヘロド王は、
『サロメの首をはねよ』と兵士達に命じます。


翻訳劇と付いている理由が分かりました…和風でした
生演奏は三絃、お箏、十七絃(17本の絃を持つ箏)、尺八です。
でも…幕が開いてビックリ
半裸の男性が和楽器に合わせて、踊る舞う。
ダンスという枠をぶち破ってるパフォーマンスでした
『しなやかながら直線的で、
 空間を切り裂くような表現に定評がある』と
森山開次さんの紹介HPに書いてありましたが、
修験者…預言者であることも伝わってきました。
洋風な動きであるにもかかわらず、
不思議と和楽器にもあっていました
印象に残ったのは、お箏奏者が
森山さんを見ながら演奏されていたこと
歌舞伎でも、毎日、役者さんの間合いを見ながら演奏すると
聞いたのを思い出しました

アフタートークでも話題になっていましたが、
演奏者の方々は演じる役者の間合いで演奏されていて、
毎回、微妙に色合いが違う舞台になっているそうです。
それはセリフのテンポも同様なのだそうです…
ライティングも凝っていて、スタッフも含め、
さすが、プロが集結した舞台だと思いましたわぁ

篠井さんが美しいのはいつもですが、
今回の和洋折衷のお衣装がまた素敵でした。
ドレスの衿のあわせや袖は和風で、
襟足や首から肩にかけてのラインの美しさにうっとり
薄い素材とはいえ、あの大きな袖の衣装で
舞うのはなかなか大変なことと思いますが、
扇の扱いも美しく、篠井さん、恐るべしです

人間の傲慢さと弱さで出来たようなヘロデ王。
エロエロですよ、上條さん。
でも、なんとなく好々爺っぽく見えちゃうのは何故でしょ

ヘロデ王の心が娘サロメに移り、
影が薄くなってしまってもおかしくない王妃ヘロディアス。
それなのに圧倒的な存在感は江波さ~ん
でね。やられちゃうのです。
舞台なのに目力ってなんでなんでしょ

ストーリーはね。なんだかなぁ~って感じでしょ。
人間の業とか欲とか。 
突き詰めたら、こうなるのでしょうねぇ

愛しても振り向いてくれないなら、
命を奪ってでも、思いを果たす

舞台、映画、お芝居の世界のもの。
…では、無くなってますか 最近

サロメの最後のセリフの中に、
もの言わぬヨハナーンを寂しく感じているように
思ったのが…せめてもの救いかなぁ

生のプロの芸…みせていただきました
やっぱり、生が一番デス


企画:篠井英介 鈴木勝秀

出 演
篠井英介
森山開次
江波杏子
上條恒彦

生演奏
三絃:池上眞吾
箏:利根英法
十七絃:吉澤延隆
尺八:小林 幹



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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/10/29(木) 14:38:45
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