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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台【海をゆく者】


20091210135114


先日の【フロイト/ニクソン】に続いて
男臭~い個性のぶつかり合いになるであろう舞台です

本当に優しい男もやるけれど、裏がある役も少なくない…小日向文世
蜷川シェイクスピアにはかかせない存在感大…吉田鋼太郎
情けない男、なんでもないような裏がありそうな…浅野和之
相棒でもお馴染み、渋い声も魅力…大谷亮介
平和を愛する男、でも曲者だったり…平田満
この5人、見た目とは全く違う役も多い方々。
ひとくせもふたくせもある俳優たちを栗山民也さんは
どう演出したのか

楽日の公演でしたので、観客席には
亜門さんをはじめとして、業界の方々多しでした


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ネタバレあり…の私的辛口()感想です
 

アイルランドの海沿いの町に、ある古びた家が立っていた。
この家には若くない兄弟が住んでいた。

クリスマス・イブの朝、
最近、目が不自由になった大酒飲みの兄のリチャードは
近所の友人アイヴァンと飲んだくれている。
弟のシャーキーは勝手ばかりを言う兄の世話をする為に
この町に帰ってきたのだが、今は禁酒中。
彼も酒癖の悪さで、今は無職で、
たくさんのものを失っていた。

クリスマスの買物から戻ったシャーキーは機嫌が悪い。
陽気で開放的な性格のリチャードは、
出会ったニッキーをカードゲームに誘ってしまったのだ。
リチャードは『クリスマスだから』というが、
自分のかつての恋人アイリーンと
現在一緒に暮らしているニッキーに
シャーキーはあまり会いたくない。

そのニッキ―が連れてきた見知らぬ男ロックハート。
千鳥足になるほど飲んでいるのに
穏やかな振る舞いのロックハートは歓迎され、
クリスマス・イブのポーカーに興じる5人の男たち。

シャーキーはロックハートに見覚えがないのだが、彼は
『昔、シャーキーに貸したものを返してもらいに来たのだ』と囁く。


想像通り、渋い、男っぽ~い舞台でした
汚らしい表現やら、振る舞いやら、セリフなんかも満載で
正直、眉をひそめたくなるようなところもありましたが、
吉田さんにあそこまで徹底的にやっていただくと、
どこかおかしみまで出て来て、その辺、流石だなぁと
酒が切れた時の浅野さんの手の震えやら、とぼけたキャラ
あくまで静かな…小日向さんのゾクっという恐さ
複雑な立場なのも関係なく振舞えちゃう大谷さんの明朗さ
平田さんのどこか拗ねた感じのなんともいえない巧さ
いやぁ~堪能しました
セリフまわし、小物も巧~く活かされていて、
それぞれの男の悲哀、そして情も、感じましたねぇ。
波音も効果的に使われていて
あの人にみかたをしてもらえない男の寂しさを感じたり…
生きていくって、ただそれだけで良いのかなぁ
本筋に関係ないけど、死神を音楽が好きなのに
悪魔は嫌いなんだなぁとか思ったりしてました。

感動~とか、面白いとか
そういう感じの舞台とは、ワタシは思いませんでしたけど、
休憩にワインやお酒を飲んで観たいような…
心の深い処に伝わってくる大人の舞台でございました



作/コナー・マクファーソン
翻訳/小田島恒志
演出/栗山民也
出演/小日向文世 吉田鋼太郎
     浅野和之 大谷亮介
     平田満
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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/12/10(木) 21:41:14
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