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jellyfishのひとりごと

観て、食べて、試して…重箱のスミをつついて(?)感想をつぶやいております♪

舞台 【 ムサシ ロンドン・NYバージョン 】





この日は陽射しが強い日でしたぁ
駅からトコトコ歩いて
やっと、見えてきました
彩の国 さいたま芸術劇場~

この日に観に行ったのは、【ムサシ】
2009年に故・井上ひさし先生が書き下ろした新作を
蜷川幸雄さんが演出した時代劇。
ずいぶん、話題になりました
手違いでチケットが取れなかったので、
今回は早速チケットを取りました

【ムサシ】はロンドン、NYから正式招待を受け、
新キャストを迎えて作られたのが
今回拝見するロンドン・NYバージョンです。

あらすじ

慶長十七年(一六一二)陰暦四月十三日正午。
豊前国小倉沖の舟島。
真昼の太陽が照り付けるなか、
宮本武蔵と佐々木小次郎が、
たがいにきびしく睨み合っている。
小次郎は愛刀「物干し竿」を抜き放ち、
武蔵は背に隠した木刀を深く構える。
武蔵が不意に声をあげる。
「この勝負、おぬしの負けと決まった」
約束の刻限から半日近くも待たされた小次郎の苛立ちは、
すでに頂点に達していた。

小次郎が動き、勝負は一撃で決まった。
勝ったのは武蔵。
検死役の藩医に「お手当を!」と叫び、
疾風のごとく舟島を立ち去る武蔵。
佐々木小次郎の「厳流」をとって、
後に「厳流島の決闘」と呼ばれることになる世紀の大一番は、
こうして一瞬のうちに終わり、
そして・・・・・・物語はここから始まる。 

HPより抜粋




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ネタバレあり…の私的辛口()感想です
 





まず、幕開きは舟島。
所謂 『 巌流島の決闘 』ですな
あの決闘で、実は小次郎は死んでいなかった

っていうお話しですから、まさに幕開けです

このあと、6年後のとある禅寺に場面が移り
お話しが始まるわけです
この大道具のチェンジが蜷川さんらしい演出で巧い

スローモーションを旨く使っていて、
大きな竹が数本ずつ、舞台の奥深いところから
ゆ~っくり ゆ~っくりと進み出て、
舞台上に大きく出来た竹の影はゆらゆらと揺れて
うっすら流れる読経の声と共に
観客を別世界へといざなう……ってな感じ。

そうするうちに、
竹林の中に建つ、能舞台のような形の禅寺の一部が
出来上がっていました
こういうとこ 外国人には受けるだろうなぁ

今回の舞台の『場』の名前が気になりました
舟島に始まり、蝉、蛸、狸、刃、鏡、仏。

どの『場』の言葉も日本人なら
特有のイメージを持っていて、
欧米人のそれとは異なるであろうものを
敢えて選んでいるのでしょうかねぇ

例えば、第二場の『蝉』
蝉時雨がただの雑音としか聞こえないという欧米人。
蝉時雨で夏の盛りと短い命を
無意識に浮かべる日本人。
当然、感ずることが違うだろうなぁと思います

とは言え、井上先生らしい
『殺し合い反対』といったお話しで
今回も爽やかな気持ちでございます
『殺しの連鎖を断ち切る』という杏ちゃんのセリフこそが
井上先生の脚本らしい。
あんまりゴテゴテ語るとしつこいと思うので、サラっと。
そのほうがかえって心に沁みます

真面目な人々のマジメ故のおかしみや
能を模した劇中劇など盛り沢山
剣術を指南しているうちに、フォークダンスのように
なっていくあたり、ずいぶんと笑わせていただきました。
6人7脚もかなり可笑しかった~

一部は吉田鋼太郎さま、二部は白石加代子さまパワー全開です
もしや、主役のふたり食われてないかい
初演のキャストを見ると
小次郎の小栗旬くん、沢庵和尚の辻萬長さん。
イメージが相当、違うと思いますなぁ。
正直なところ、やはり小栗旬くんで見たかったかな
小栗×加代子 といえば【身毒丸】ではないですか
『母なのですよ。』とつきまとったら、
イメージ被っちゃうかな

それにしても、井上先生の新作がもう観られないのは残念です
合掌

作:井上ひさし(吉川英治「宮本武蔵」より)
演出:蜷川幸雄 音楽:宮川彬良
出演:藤原竜也、勝地 涼、鈴木 杏、六平直政、吉田鋼太郎、白石加代子、他





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テーマ:舞台の感想 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/06/08(火) 20:11:34
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